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ファーウェイ、平面振動板ドライバーを搭載する完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 2」

2022年07月26日 14時00分更新

 ファーウェイ・ジャパンは、同社の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds」シリーズの中でもハイエンドモデルとなる「HUAWEI FreeBuds Pro 2」を発表した。7月28日の発売で、価格は2万6800円。

手前がハイエンドモデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 2」、奥がエントリーモデルの「HUAWEI FreeBuds SE」

マイクロ平面振動板ドライバー+ダイナミックドライバー
トリプルマイクによる強力ANCも搭載の「HUAWEI FreeBuds Pro 2」

 HUAWEI FreeBuds Pro 2の最大の特徴は、新開発の平面振動板ドライバーを搭載した点。フラットな形状の振動板を動かすことで歪みが少ないサウンド再生が可能な平面振動板ドライバーは、従来は比較的大型の高級モデルに搭載されてきたが、マイクロサイズ化によって、完全ワイヤレスイヤホンとして初めて搭載した。本機では主に高音域を担当。中低音域を再生する11mmのダイナミックドライバーとのデュアルドライバーユニットとなっている。

 アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能ももちろん搭載。3つのマイクで音の状況をリアルタイムに取得して、逆位相の音を再生。その効果は前モデルと比較して、15%アップしているほか、使う場面に応じたANCのモード設定が可能になっている。また、通話部分にもノイズリダクションがあり、前述のトリプルマイクのほか、骨伝導センサー、風速や風向きに合わせたマイクの選択により、騒がしい場所からでもスムーズに通話しやすいとしている。

 対応コーデックはSBC/AAC/LDAC。LDACは最大ビットレートが990kbpsで、対応スマートフォンとの間でハイレゾ相当での再生が可能。音質チューニングは、フランスの高級オーディオブランドである「Devialet(デビアレ)」と協業している。Android/iOS向けに提供されているスマホ用アプリでイコライザーの利用も可能。

 バッテリー動作時間はイヤホン単体で約6.5時間(ANCオフ時、オン時は約4時間)、充電ケース込みで約30時間(ANCオン時は約18時間)。充電ケースはUSB Type-Cのほか、ワイヤレス充電にも対応。イヤーチップは3タイプが付属。IP54の防水防塵、マルチポイント接続をサポートしている。カラバリはシルバーブルー、セラミックホワイト、シルバーフロストの3色。

 今回、購入者に「イヤホン紛失サポート」を付与。購入から1年以内で片方を紛失した場合(1回のみ)に、5980円で補償してくれる(https://consumer.huawei.com/jp/support/huawei-loss-care-for-freebuds/)。

カナル型なのに「セミオープン」で快適な装着感を持つ
エントリークラス「HUAWEI FreeBuds SE」

 また同社ではエントリークラスの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE」を同じく7月28日に発売する。価格は4980円で、アマゾナイトブルーとホワイトの2色。ホワイトはAmazon.co.jp限定での販売。

 HUAWEI FreeBuds SEの特徴は、外観からもわかるようにカナル型でありながら、閉塞感を低減することを目的に、同社が「セミオープン・カナル型」と称するデザインを採用してる点にある。これによって耳への圧迫感を減らして、長時間の利用でも快適な装着性を実現しているという。

 音質面では10mmのダイナミック型ドライバーを採用して、低中高音のバランスに優れている点をアピールするほか、マイクについては「通話ノイズリダクション」を搭載。騒音の中でもクリアな声を相手に届けられるとしている。

 対応コーデックはSBC/AAC。バッテリー駆動時間は約6時間、充電ケースでは約24時間となっている。

 
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