週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

oVice、バーチャル空間の「データダッシュボード」オプション提供開始

2022年07月27日 07時00分更新

 oVice株式会社は2022年7月12日、アバターで自由に交流可能な2次元バーチャル空間「oVice(オヴィス)」内で取得できる各種データを可視化するオプションツール「データダッシュボード」の提供を開始した。可視化したデータをもとに、コミュニケーション課題解決に生かすことができる。「oVice」自体の利用料金は推奨人数10人程度のBasicコースで5500円(月/スペース)となっている。

 テレワークが普及する中、バーチャルオフィス(仮想オフィス)を活用する働き方は拡大している。「oVice」はウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけることが可能な2次元のバーチャル空間だ。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、多様なシーンでの活用が進み、2022年5月時点で発行スペース数は2万6000件を突破した。

 これまで「oVice」で取得可能なデータは入退室の履歴のみであったが、オプションツール「データダッシュボード」の提供により、oVice内において幅広い行動の可視化が可能。コミュニケーション課題の早期発見と効果検証を実現する。

「データダッシュボード」により、以下のデータが取得可能になった。
・デイリーアクティブユーザーグラフ(スペースごと)
・マンスリー・ウィークリー
・デイリーアクティブユーザー数の一覧表
・チャット送信回数(メンションチャットは除く)
・会議室利用回数(累計) など

 たとえば、ひとつのスペースにおけるユーザーの平均oVice滞在時間として、赤い折れ線グラフでデータ表示、取得ができる。データを参照して、コミュニケーション改善などに活用可能だ。

 今後は発話や移動回数、オブジェクト利用時間などを追加し、さらに利便性を高めていく予定だ。

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります