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【AMDチップス集】今さら聞けないAMD Software: Adrenalin Editionホーム画面の活用方法(2022年7月版)

2022年07月23日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 本連載では、AMD関連の超基本的な使い方から&以外に知らない便利な活用法などをお伝えする。近年、AMD Ryzenプロセッサーはマルチスレッド性能に優れ、Radeon GPUも競合であるGeForceに価格帯によっては勝る性能を見せている。そのため、自作PCで採用したり、搭載PCを購入する人も増えているだろう。

 AMDのRadeonドライバーをインストールすると使用できる「AMD Software: Adrenalin Edition」(以下、AMD Software)は、Radeonを使ううえでは活用したい機能が満載だ。そこで、今回はまず基本となるホーム画面の解説を簡単に行ないたい。画面は記事執筆時の2022年7月19日現在のバージョン「22.6.1」の画像となっている。

 今回も前回と同じく検証環境は、CPUがAMD「Ryzen 5 5600X」(6コア/12スレッド)、マザーボードがMSI「MAG B550 TOMAHAWK」(B550)、ビデオカードがASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12GB OC RX6750XT PGD 12GO」(Radeon RX 6750 XT)を採用している。

検証環境は、前回と同じくバラックで組み

 AMD Softwareのホーム画面は、最初こそ簡素だが、ゲームをプレイしていくと、自分がプレイしたゲーム情報が並んでいく。直近にプレイしたゲームは左上に示され、すぐに起動できるようになっている。

AMD Softwareのホーム画面。左上に最も最近プレイしたゲームが表示され、今週のプレイ時間と平均フレームレートが示される。そのほかの最近プレイしたゲームも情報としていくつか並ぶ

 左下には、スクリーンショットやビデオ録画のアイコンが並ぶ。ゲーム起動時に「Alt」+「R」のショートカットでAMD Softwareを表示させ、アイコンをクリックすることで、ゲーム画面のキャプチャーが行なえる。キャプチャーした最新の静止画や動画は、ホーム画面の右下に表示され、そこから再生したり、SNSなどへのアップロードが行なえる。

ゲーム起動中に「Alt」+「R」でAMD Softwareをポップアップさせれば、ゲームを止めることなくパフォーマンス情報が確認できる。この状態でスクリーンショットなどのアイコンをクリックすると、静止画や動画、インスタントリプレイなどがキャプチャーできる

最新キャプチャーの上にある矢印アイコンをクリックすれば、SNSなどへアップロードできる

 ちなみに各ゲームのアイコンを開くと、ゲームごとのページに遷移。ゲームごとにより詳細な情報を確認できるほか、グラフィックス設定などが行なえる。

各ゲームごとのページでは、そのゲームでキャプチャーした静止画や動画の一部、プレイ時間やパフォーマンスレポートといった詳細情報の確認。そのゲームをプレイする際の個別のグラフィックスやディスプレイ設定が行なえる

 ホーム画面の右側には、ドライバーとソフトウェア情報、AMD LINKのステータスが示されていて、中央下段にはAMDのサイトへのリンクになっている。ドライバーとソフトウェアは、最新版があればこの画面からアップデートが行なえる。詳しくは前回の記事を参照して欲しい。AMD LINKは、スマホまたは別PCとリモートで接続する機能。詳しくは、近いうちに紹介するのでそちらの記事を確認して欲しい。

 AMD Softwareのホーム画面は、自分の最新プレイ状況&キャプチャーの確認、ドライバーとソフトウェアのアップデートなど、ゲームを継続して遊んでいる人に必要な情報が集約されている。ゲームを次々プレイする楽しみが増していくので、Radeon搭載PCを使っている人や、今後使ってみたい!と思っている人は、ぜひ活用しよう。

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