Windows 11 22H2では、「ステッカー」機能が搭載される。現在は、Windows 11 Insider Previewで利用できるのだが、「ステッカー」を利用するならまずはレジストリを修正する必要がある。レジストリの操作を誤るとシステムが不安定になることがあるので、チャレンジする場合は自己責任で実施してほしい。
「Win+R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して、レジストリエディタを起動する。続けて、「コンピュータ¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥PolicyManager¥current¥device」を開き、新規キーを作成。名前を「Stickers」にする。
右側の画面で右クリックメニューから「新規」→「DWORD (32-bit)」をクリックして、名前を「EnableStickers」とする。単語間にはスペースを入れずに続けて入力すること。値を作成したら、ダブルクリックし、値を「1」にする。これで、「ステッカー」が有効になる。
デスクトップの右クリックメニューに「ステッカーを追加または編集する」が現れるのでクリックする。ウィンドウが非表示になって、デスクトップがステッカー編集モードになる。小さなボタンが2つ表示されるので、パネルアイコンを選択すると小さなウィンドウがポップアップしてステッカーを一覧できる。日本語でステッカーを検索することも可能だ。すでに、海賊、ミツバチ、ブロッコリー、猫、にわとりをはじめ様々なモチーフで多数のステッカーが登録されている。
好みのステッカーをクリックすると、デスクトップの左上に追加される。ドラッグ&ドロップで位置を変更したり、四隅をドラッグしてサイズを調整したりできる。
ゴミ箱アイコンをクリックすればステッカーを削除でき、「×」アイコンをクリックすればステッカー編集モードが終了する。再度編集モードに入れば、設置済みのステッカーの編集をやり直すことも可能だ。
今のところステッカーに有用な機能はない。しかし、もしユーザーがステッカーを公開する機能が用意されれば、人気が出るかもしれない。お気に入りのイラストレーターの作品や企業のロゴなどを自由に配置できるようになれば、おもしろそうだ。
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