キングジムは7月12日、テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」の最新モデル「ポメラ DM250」を発表。7月29日に発売する。
従来機(DM200)のテキスト入力のしやすさはそのままに利用者からの要望を反映し、より使いやすさを追求した新モデルという。バッテリーの容量を増加することでフル充電でおよそ24時間の使用時間を実現(従来機およそ18時間)。インターフェースはUSB Type-C対応となり、充電確認用LEDも新たに搭載した。
ソフトウェア面では「ポメラ」向けに最適化した日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」をさらに強化。校正支援機能の追加や、脚本や台本の作成に適したシナリオモードが追加されている。1ファイルあたりの保存可能文字数は従来機(DM200)の2倍のとなる20万字としている。
キーボードはローマ字入力やUSキーボードで最も重要度が高い英字を中央に配置。フォントは可読性が高く、圧迫感を与えずにモダンな雰囲気を演出できるAXISフォントを採用。ボディカラーは従来機(DM200)よりやや明るいダークグレーとし、キーのカラーとボディーの色を分けることでキーの形を把握しやすくなり、日常にも馴染みやすいという。
また、US配列キーボードユーザー向けにポメラ用にカスタマイズしたUS配列を追加しているほか、「親指シフト」には改良したレイアウトを1種追加している。
Wi-Fi接続により、iPhoneやAndroidスマホと直接テキストファイルのやり取りが可能となっている。専用アプリ「pomera Link」(iOS 13以上/Android 9以上)を使うことで、ポメラ本体内のファイルを確認して選択すればアプリ内に保存できる。
間違って削除したり上書きをしてしまったファイルも復旧可能なゴミ箱、正規表現検索への対応、 作成中テキストの文字数やバッテリー残量が画面上に数字で常時表示する機能、QRコード表示できる文字数の増加などの改良がなされている。
価格は6万280円。キングジム公式オンラインストア限定モデルとしてホワイトモデル(限定250台)を販売する。ホワイトモデルはユーザーからの要望が多かったカラーという。さらに購入者特典として、限定カラーに合わせたナチュラルな色味の専用ケースと液晶保護フィルムが付属。公式オンラインストアで予約受付中。
このほか、ポメラ専用ケース「DMC7」も新たに発売される。耐久性に優れたアルミ製のハードケースでクッション材を内蔵。DM250・DM200用で7月29日発売。価格は7700円。
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