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「POCO F4 GT」ポップアップボタンはゲームにも便利! これが新時代のハイエンドスマホだ!

2022年07月18日 12時00分更新

メインカメラの画質は
他メーカーのフラッグシップと同等

 シャオミのスマホブランド「POCO」の端末だけにカメラ性能はシャオミ譲り。強い色が含まれていても色が転ぶことはなく、夜景モードでは強い光源の白飛びを抑えつつ明るく撮影できている。デジタルズームの解像感は望遠カメラを搭載しているフラッグシップスマホには見劣りするが、6400万画素のイメージセンサーを搭載しているおかげで、10倍デジタルズームでも16型のディスプレーサイズでの鑑賞に耐える解像感が保たれる。

超広角カメラで撮影(0.6倍)。イメージ情報:3264×2448ドット、シャッタースピード:1/847、F値:f/2.2、ISO感度:56、測光方式:Center weight

メインカメラで撮影(等倍)。イメージ情報:4624×3472ドット、シャッタースピード:1/1464、F値:f/1.9、ISO感度:50、測光方式:Center weight

メインカメラで撮影(2倍)。イメージ情報:4624×3472ドット、シャッタースピード:1/1486、F値:f/1.9、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)、測光方式:Center weight

メインカメラで撮影(10倍)。イメージ情報:4624×3472ドット、シャッタースピード:1/1442、F値:f/1.9、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)、測光方式:Center weight

メインカメラで撮影(等倍)。イメージ情報:4624×3472ドット、シャッタースピード:1/132、F値:f/1.9、ISO感度:50、測光方式:Center weight

メインカメラで撮影(等倍、夜景モード)。イメージ情報:4624×3472ドット、シャッタースピード:1/13、F値:f/1.9、ISO感度:504、露出モード:Program(auto)、測光方式:Center weight

ゲーミングスマホとしての機能はシンプル

 他メーカーではモーションに機能を割り当てられるゲーミングスマホもあるが、POCO F4 GTが登録できるのは左右ポップアップトリガーのみ。また、ポップアップトリガーを押したときに画面上のボタンをワンタップする「操作」、ポップアップトリガーを押したときと離したときに画面上の異なるボタンをワンタップできる「連続」の2種類のアクションしか登録できず、長押しなどの操作には割り当てられない。

 とは言え、元々スマホ用に作られているゲームは画面上のボタンのみで操作できるように設計されている。利用頻度の高いコマンドを左右ポップアップトリガーに割り当てるだけでも、勝率は着実に向上するはずだ。

 一方、ソフトウェアアップデートで改善してほしいのがゲーム以外での機能。ポップアップトリガーの2回押しと長押しに、カメラ、ビデオ録画、画面録画、録音、懐中電灯、サイレントモード、バイブレーションなどを割り当てられるが、カメラ、ビデオ録画、画面録画、録音ではアプリを起動できるだけで、続けて押しても記録がスタートしない。チャンスを逃さないように、即座に記録が始まるように仕様を変更してほしい。

すべてのゲームが自動的にユーティリティー「ゲームターボ」に登録されるわけではない。「NEW STATE Mobile」は自分で登録する必要があった

トグルスイッチをスライドさせるとポップアップトリガーが飛び出してくる

左上の白いバーを内側にスワイプするとアイコンが並ぶサイドバーが表示される。ゲームが「ゲームターボ」に登録されていれば、同時に「ゲームターボ」のフローティングメニューも表示される

前の画面で「ポップアップトリガー」をタップすると、この画面が表示される

ポップアップトリガーには、プッシュした際に指定した場所をワンタップする「操作」、押したときと離したときに異なる2ヵ所をタップする「連続」のいずれかを割り当てられる

「NEW STATE Mobile」で左ポップアップトリガーに「照準」、右ポップアップトリガーに「攻撃」を割り当ててみた。直感的に素早く操作が可能だ

カメラ、ビデオ録画、画面録画、録音アプリの起動、懐中電灯、サイレントモード、バイブレーションのオンオフをポップアップトリガーに割り当てられる。当然ゲームの時は本機能は無効となる

【まとめ】通常価格でも8万5000円を切る
「POCO F4 GT」は圧倒的な高コスパスマホ

 ゲーミングスマホとしての機能はやや物足りないものの、処理性能、ディスプレーの画質と滑らかさ、カメラのクオリティーなどは、他メーカーのフラッグシップスマホと比べて遜色ない。フラッグシップスマホが15~20万円と価格が上昇し続けているなか、上位モデルの通常価格でも8万5000円を切る「POCO F4 GT」は、圧倒的な高コスパスマホと言えよう。

「POCO F4 GT」の主なスペック
ディスプレー 6.67型有機EL(20:9)120Hz対応
画面解像度 1080×2400
サイズ 約76.7×162.5×8.5mm
重量 約210g
CPU Snapdragon 8 Gen 1
3GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 8/12GB
内蔵ストレージ 128/256GB
外部ストレージ ――
OS Android 12(MIUI 13)
対応バンド 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28
/38/40/41/77/78
LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19
/20/26/28/38/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 6E
カメラ画素数 約6400万画素
+約800万画素(超広角)
+約200万画素(マクロ)
イン:約2000万画素
バッテリー容量 4700mAh(120W充電対応)
生体認証 ○(側面指紋、顔)
FeliCa/NFC ×/○
防水/防塵 ×/×(IP53)
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ ステルスブラック、ナイトシルバー、サイバーイエロー
価格 7万4800円(8GB/128GB)
/8万4800円(12GB/256GB)
 

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