日本ファルコムは7月7日、ストーリーRPG「軌跡」シリーズ最新作『英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)』(PlayStation 4/PlayStation 5)の公式サイトを更新し、登場キャラクターおよびゲームシステムに関する最新情報を公開した。本作の発売日は、2022年9月29日。
今回の更新では、前シリーズ『英雄伝説 創の軌跡(はじまりのきせき)』以来、久々の参戦となる「レン」や、前作『黎の軌跡』から引き続き登場する「シズナ」「カシム」「メア」「グレンデル」、さらにフリーダンジョン+キャラクター強化+アイテム収集の要素が組みあわさった新要素《お伽の庭城(メルヒェンガルテン)》など、本作ならではのコンテンツに関する最新情報を多数公開している。
『英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-』公式サイト
https://www.falcom.co.jp/kuro2/
キャラクター紹介
レン・ブライト
年齢:17歳/武器:大鎌/CV:悠木碧さん
「あら、今の私はどこにでもいるような
ただの美少女生徒会長よ?」
留学生としてリベール王国からやってきた、名門校《アラミス高等学校》の2年生で、同じ学生寮に暮らすアニエスの先輩。
あらゆる難題を的確かつ完璧にクリアしてしまう天才的な能力を有しており、学内では無敵の生徒会長としてその名を知られている。
結社《身喰らう蛇》で執行者として活動していた過去を持ち、幼少時から多数の博士論文を発表するなど常人の理解を越えた経歴を持つレンはCIDや大陸各地の技術者、さらに裏社会からも一目置かれる存在に。
マフィア《アルマータ》絡みの事件ではその実力を活かして解決事務所や遊撃士協会に助力していた。
共和国入りした当初の目的である《技術連盟》の取りまとめも目途がつき、学藝祭を目前に控えたレンは一時的にリベール王国へ里帰りしたようだが……。
シズナ・レム・ミスルギ
年齢:24歳/武器:漆黒の大太刀/CV:内田真礼さん
「ああ、別に断ってくれてもいいよ?
それならそれで勝手に手伝うだけだから。」
《黒神一刀流》の使い手にして《白銀(しろがね)の剣聖》の異名を持つ最強の侍衆《斑鳩(いかるが)》の副長。
長い刀身に細やかな紋様が刻み込まれた漆黒の大太刀を得物としており、その剣術は並居る強者を圧倒するほど。
あどけなさの残る顔立ちや天衣無縫な振る舞いが目につくが、師から授かった《観の眼》で物事の本質を捉え見抜くなど、剣聖の名に相応しい器を備えている。
共和国東部の《イシュガル山脈》に潜伏していたことがきっかけでアークライド解決事務所と接触。その後、《アルマータ》が引き起こした一連の事件にも関わる形で一時的にヴァンたちに助力することとなった。
どうやら共和国政府と何らかの取引を行っているようだが、未だ《斑鳩》としての組織の全貌、活動目的は判明していない。
カシム・アルファイド
年齢:28歳/武器:軍用バスターランス/CV:梅原裕一郎さん
「お前の“焔”の在り方を決めるのは
フェリーダ――他でもないお前自身だ。」
《灼飆(カムシン)》の異名を持ち、高位猟兵団《クルガ戦士団》一の戦士と謳われたフェリの実兄。
佇まいは自然体で涼しげでありながら一切の隙が無く、巨大な軍用バスターランスを軽々と使いこなすほどの膂力と優れた指揮能力を兼ね備え、戦闘力においては“最強”の一角と目されている。
現在は《マルドゥック総合警備会社》の警備主任を務めており、2年前には戦術教官としてヴァンに撃剣(スタンキャリバー)と零式勁術による戦術を指南した。
クルガ戦士団とは縁を切っており、年の離れた妹・フェリに対しては突き放すでも親しくするでもないが、戦士として、一人の人間として成長しようとするひた向きな妹の姿を遠くから見守っているようにも見える。
メア
年齢:??歳/CV:長縄まりあさん
「いつでも行けるわ、ヴァン――!
“本家”としての意地を見せなさい!」
ヴァンの戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》にインストールされている特別製のホロウコア(支援用 AI)で、自己主張の激しいタイプ。
本来はAIとして設定されたパーソナリティなのだが、原型導力器(オクト=ゲネシス)の共鳴とともにホログラムのような状態で現実世界に顕現し、AIとは思えない“意志”を示す。
膨大なシャード(霊子装片)を自在に制御することができるらしく、ヴァンの全身にシャード装甲を纏わせ、魔装鬼(グレンデル)へと変貌させることで何度も危機を救ってきた。
マフィア組織《アルマータ》との闘いの中で、メア自身が何らかの役目を帯びた存在であること、また、特殊な状況下では人間の意識さえ乗っ取れることが明らかになったが…?
グレンデル(魔装鬼)
CV:小野大輔さん
妖精型の支援AI「メア」が現実世界に顕現し、全身にシャード装甲を纏うことでヴァン・アークライドが変貌した姿。
メアのサポートでグレンデル化することで、ヴァンの身体能力は大幅に引き上げられ、人知を超えた凄まじい戦闘力を発揮する。
共和国首都で発生した猟奇殺人事件の犯人と思われる紅黎き魔装鬼、「グレンデル=ゾルガ」もシャード装甲を纏った姿だが、それがヴァンのグレンデル同様、“枷”としてのものかは不明。
事件を追う中で、メアとともに幾度となくグレンデル=ゾルガとその支援AI「緋のアルテラ」と対峙していくことになる。
新システム《お伽の庭城(メルヒェンガルテン)》紹介
お伽の庭城(メルヒェンガルテン)とは?
戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》と導力導力ネットワークを利用したゼムリア大陸初の仮想空間サービス。マルドゥック社が独自に研究開発を進めていた「仮想戦闘シュミレーター」のデータを基に、大幅なアップデート&機能拡張が施されている。
導力ネットから膨大なデータを読み込むことで大規模な領域の生成を可能としており、遠隔地のユーザーでも、同じ仮想空間へのアクセスが容易になっている。
■庭城探索
「メルヒェンガルテン」では、バトル参加が可能なメンバーの中から自由にパーティを編成して仮想空間上に再現されたエリアを探索することになる。
各区画で指定されるミッションを達成することで次の区画への移動が可能となり、一定区画を進むと強敵との戦闘が待ち受けている。強敵とのバトルに勝利することで、さまざまなレアアイテムが獲得できるほか、「ミスティックキューブ」解析に必要となる「シャードトークン」も大量に入手できるという。
※「メルヒェンガルテン」へは任意にアクセスが可能なため、本編中でも自由に行き来することができます。
※本編で別行動しているキャラも、「メルヒェンガルテン」の空間では一時的にパーティを組むことが可能です。
■ミスティックキューブ
庭城探索や「シャードサーチ」によって入手した「シャードトークン」と引き換えに、メアが導力ネット上に存在する「ミスティックキューブ」の解析を行なう。
解析を進めることで大量のセピスを入手できるほか、消費アイテム、アクセサリー、レア装備、さらにはクラフト強化に必要な特殊アイテムなども獲得できる。
■クラフト強化
ミスティックキューブ解析時に入手する特殊アイテムを使用することで、各キャラクターのクラフト/Sクラフトを段階的に強化できる。
威力やスタン値が上昇するほか、クラフト発動後の硬直時間短縮など強化によって使い勝手が大きく向上するクラフトも。また、一定段階までクラフトを強化することで命中率アップ、最大HPアップといったキャラクター毎のステータスボーナスを得ることも可能だ。
※クラフト性能は《メルヒェンガルテン》の外でも適用されるため、庭城探索~ミスティックキューブ解析~クラフト強化によって戦力を大幅にアップさせることが可能。
■マルドゥックサポート
仮想空間「メルヒェンガルテン」内では、マルドゥック社のミラベル・アールトンSC(サービスコンシェルジュ)が利用者への支援としてさまざまなサービスを提供している。
探索~バトルに欠かせないCP(クラフトポイント)の補給やアイテム売買サービス、ミニゲーム形式のさまざまなミッションに挑戦できるアクティビティサポートのほか、「メルヒェンガルテン」内のBGMも変更できる。
※「メルヒェンガルテン」サービス画面、探索中のフィールド画面、フィールドバトル、コマンドバトルの4ヵ所で流れるBGMをユーザーの任意で切り替えられる。
シャードトークンの入手も可能な「シャードサーチ」
街中やダンジョンなどでR3ボタンを押すことでプレイヤーキャラの周囲にシャード領域が展開され、シャードに反応するオブジェクトを発見することが可能に。
「ミスティックキューブ」解析で使用する「シャードトークン」のほか、シャード迷彩によって隠されたアイテム、回復装置、ブレイクオブジェが見つかることもあるという。
【ゲーム情報】
タイトル:英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)
ジャンル:ストーリーRPG
販売:日本ファルコム
プラットフォーム:PlayStation 4/PlayStation 5
発売日:2022年9月29日
価格:
・通常版:8580円(パッケージ)/8250円(ダウンロード)
・Limited Edition:1万1000円(パッケージ)
・Limited Edition※数量限定「黎の軌跡」極厚シナリオブック付き:1万4080円(パッケージ)
・デジタルデラックス版:1万1000円(ダウンロード)
・シーズンパス:3850円(ダウンロード)
CERO:C(15歳以上対象)
©2022 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
※“PlayStation” is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment Inc.
※そのほか、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※画面は開発中のものです。
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