トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANは、Jリーグチームの名古屋グランパスと提携を2022年6月15日に発表した。ホームタウンである、名古屋市における飲食店の活性化を図るプロジェクトを始動する。
「シンクロライフ」は2018年にグルメSNS(Web2)とEat to earn(WEB3)を取り入れたトークンエコノミー型のグルメSNSだ。仮想通貨などに応用されているブロックチェーン技術を取り入れたもので、食べることによって暗号通貨ポイントを稼ぐ「Eat to earn」を特徴としている。ユーザーは飲食店のレビューを投稿することで、グルメSNS上でのスコアに応じたトークン報酬が得られる。AIが口コミを分析し、ユーザーの嗜好に適した店を提案すしてくれる。
今回のプロジェクトでは、ユーザーが地域のグランパス加盟飲食店で食事をすると、食事代金からポイントが貯まる展開を実施。貯まったポイントは、名古屋グランパスグッズへの交換や、コンビニエンスストア、コーヒーショップなど全国57万ヵ所で利用可能。試合の勝敗と連動した還元率のポイント付与なども行い、名古屋グランパスの勝利に連動した地元飲食店の活性化を目指す。
地域の飲食店はグランパス加盟店に参画により、新たな顧客の集客から「シンクロライフ」のビックデータを活用したPRからCRMサービスまでが利用可能となる。プロジェクトのローンチは、2022年夏を予定している。同プロジェクトは2019年に実施した、「2019 名古屋グランパス×スタートアップピッチ」での優勝がきっかけとなっている。すにで2021年10月に川崎フロンターレとも提携しており、フロンターレ加盟店での飲食実績が、すでに数千万円規模になっているとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります