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安全機能はそのままに100万円以下で買える新型アルト Aは一番コスパがいいグレード

2022年07月03日 15時00分更新

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、7年ぶりにフルモデルチェンジした、スズキ「新型アルト」の安価グレード・Aに乗ってきました。200万越えの軽自動車が多いなか、94万3800円とお財布に優しい値段のアルト。安いけど……、ぶっちゃけどうなの? と思っている方も多いはず。そこで、「良かったこと&悪かったこと」を、包み隠さずお伝えできればと思います。購入を検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!

安かろう悪かろうじゃない!
新型アルトはこんな車

スズキ「アルト A」

 運転のしやすさ、使い勝手の良さ、経済性の高さなどを兼ね備え、スズキの軽自動車を代表するモデルとして根強い人気のある新型アルト。「気軽、安心、愛着」をコンセプトとしていて、丸みを帯びた柔らかなフォルムのなかに楕円形のモチーフを取り入れるなど、誰もが気軽に安心して乗れる親しみやすいデザインが魅力です。

 ほかには、マイルドハイブリッドを搭載したグレードがラインナップされていることや、6エアバッグなどのスズキの予防安全技術「スズキ セーフティサポート」が全車に標準装備されているにも関わらず、車両価格を抑えたというのも注目ポイントとなっています。

スズキ「アルト A(2WD・CVT)」の主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1525mm
ホイールベース 2460mm
車重 680kg
エンジン 658cc 水冷直列3気筒
最大出力 46PS(34kW)/6500rpm
最大トルク 55N・m(5.6kgf・m)/4000rpm
車両価格 94万3800円~(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

新型アルト Aの魅力は
100万円をきる車両価格

 冒頭でも述べましたが、200万越えの軽自動車が多いなか「94万3800円」という驚きの安さが、アルト Aの1番の魅力だと思います。ここまで安いと、何か裏がありそう……(私だけ?)と疑う人もいるかと思いますが、シャシーなどの基本的な部分は一緒です。その上で、値段を下げるために機能を削るなどして車両価格を下げています。ということで、上級グレードと比べて安価グレードがどうなのかを見ていきたいと思います。

上級グレードとの違い その1
華燭やデザイン

 デザインやキャラクターの方向性は同じで、メイクの仕方が少し違うというイメージを持つと分かりやすいです。100均のツケまつ毛を使うのか? 紗栄子プロデュースの1352円のツケまつ毛を使うのか? といった感じです。

少しでも安くしていることがわかるプラスチック感。嫌いじゃないですが

 上の写真を見ると、フロントにあるエンブレム下にメッキの華燭がない、ドアハンドルがプラスチックなど、とてもシンプルなデザインなのがわかります。これはあくまでも私の意見ですが、上級グレードのデザインよりもAグレードの方が好きです。どこか商業車感があって、渋いのがカッコイイからです(矢田部は商業車好き)。内装も同様に、ナビ周りにメッキの華燭がないなど、少しプラスチック感があるかなと思います。

上級グレードに装着してあるホイールはスタイリッシュなデザインになっていますが、Aグレードは鉄チンホイールです

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