どう見てもメガネにしか見えない!
スピーカーとマイクが搭載された「HUAWEI Eyewear」
ファーウェイはスピーカー、マイクを内蔵したオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」を5月26日に発表、同日より販売を開始しました。本製品には「ウェリントン型フルリム」「ウェリントン型ハーフリム」「ボストン型フルリム」の3種類が用意されており、好みのデザインを選択可能。また、度付きレンズやPCレンズに交換でき、日常使いのメガネとしても使えそうです。今回から3回に分けて本製品の実機レビューをお届けいたします。
HUAWEI Eyewearは「テンプル(つる)」に指向性を備えたセミオープンスピーカーを搭載。音漏れを最小限に抑えつつ、128mm大型振動板により高解像度で音楽を楽しめます。また、風切り音防止設計マイクが採用されており、自分の声をクリアに相手に届けることが可能です。
通信規格はBluetooth 5.2、コーデックはAACとSBCに対応。最大通信距離は約10mで、音楽連続再生は約6時間、連続通話は約4.5時間、満充電時間は約85分です。
操作はアームに対するジェスチャーコントロールで行ないます。デフォルトでは、スワイプで音量アップ/ダウン、ダブルタップで再生/一時停止、または着信応答/通話終了、長押しで着信拒否が割り当てられています。ジェスチャーの感度は良好で、センサーの場所さえ身体で覚えればスムーズに操作できるようになります。
HUAWEI Eyewearの装着感は限りなくメガネに近いです。実測重量は34.8gと筆者が使っているメガネ(実測20.5g)より重いですが、個人的には許容範囲。1日中付けていても苦にはなりません。それでいて音楽を聴いたり、音声アシスタントを使えるのですから、普通のメガネから乗り換える価値は十分あります。次回は基本的なセットアップと、音声アシスタントの登録方法などについて解説していきます。
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