日本のユーザー待望のFeliCa&防水に対応! 「moto g52j 5G」のリアルな使用感をチェック
モトローラ・モビリティが6月3日に発売した「moto g52j 5G」を使ってみました。日本向けに開発されたモデルで、「j」は「Japan」の意味。具体的には、モトローラ製品として初めておサイフケータイとIP68相当の防水・防塵の両方に対応しています。カラバリはインクブラックとパールホワイトの2色で、モトローラ公式オンラインストア「MOTO STORE」での価格は3万9800円です。
6.8型の大画面ディスプレーは120Hz駆動に対応
ディスプレーはIPS方式の液晶で、画面サイズは約6.8型。縦横比は20:9で、解像度は2460×1080ドット。有機ELと比べると若干明るさに欠けますが、日常使いには支障のなく、小さな文字まで鮮明に表示されます。
リフレッシュレートが最大120Hzであることも利点。動きの速い映像や素早くスクロールした際の残像感が減り、滑らかな画質を得られ、体感的な使用感もグンと向上します。初期設定は「自動」になっていますが、電池の減りが気にならないのであれば、120Hzに切り替えて使ったほうがいいかもしれません。
右側面にGoogleアシスタントを起動するボタン、音量ボタン、電源ボタンを搭載。なお、電源ボタンには指紋センサーが搭載されています。
左側面にはnanoSIMとmicroSDを装着できるスロットを搭載。nanoSIMは1枚しか挿せませんが、eSIMに対応し、nanoSIM+eSIMをDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)で使えるようになっています。
底部には3.5mmのイヤホンジャックとUSB Type-Cポート、スピーカーを搭載。ただし、イヤホンやUSBケーブル、充電器は同梱されていないので、自身で用意する必要があります。
背面パネルは光沢仕上げで、ツルツルとした手触り。メディア向けに開催された説明会で確認したところ、素材はガラスではなく、プラスチックとのことでした。ただし、パッと見はさほどチープには見えません。
パフォーマンスは普段使いには支障がないレベル
プロセッサーには、ミッドレンジ向けのSnapdragon 695 5G(最大2.2GHz)を採用しています。メモリーは6GBで、ストレージは128GBという構成。先述したように、microSDでストレージを拡張できるので、アプリをたくさん入れたい人や、写真や動画をたくさん撮る人も安心です。
プリインされている基本アプリの操作で不便を感じることはなく、データ処理に時間がかかりがちな「カメラ」アプリもスムーズに使えました。ただし、ハイエンドモデルのような“ヌルサク”感ではなく、ほどよく軽快に使える“サクサク”とした感じ。グラフィックに凝ったゲームを楽しみたい人や、マルチタスクで使うことが多い人は、処理速度に物足りなさを感じるかもしれません。
バッテリー容量は、5Gスマホの中では多めの5000mAh。実際に使ってみても、1日で電池がなくなることはなく、使い方によって2日以上持つように感じました。充電は15Wなので、そこそこ時間はかかります。充電時の電池への負荷を減らして、電池寿命を延ばす機能も備えています。
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