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Windows 11の大型アップデートで「集中モード」が使いやすくなる

2022年06月24日 12時00分更新

現在の集中モードは「クイック設定」から変更できる

 2022年秋ごろにリリースされる予定のWindows 11初となる大型アップデート「22H2」では、集中モードがさらに使いやすくなる。

 集中モードは、通知が画面に頻繁に表示されると煩わしい場合に利用すると、タスクに集中しやすくなる。これまでの集中モードは「クイック設定」メニューから「集中モード」アイコンをクリックすることで、「重要な通知のみ」と「アラームのみ」を切り替えられた。

右上のベルアイコンをクリック

 「22H2」では集中モードのアイコンがなくなり、通知センターの右上のベルアイコンをクリックすることで、「応答不可モード(英語版では「Do Not Disturb」)」をオンオフできるようになった。「応答不可モード」をオンにすると、通知のバナーが表示されなくなる。通知は通知センターに直接送信されているので、後で確認することは可能だ。

「応答不可モード」が有効になり、通知バナーが表示されなくなる

 「応答不可モード」をオンにしていても、アラームと優先通知設定した項目は表示される。絶対に見逃せない通知を出すアプリはあらかじめ追加しておこう。

「設定」の「システム」→「通知」→「優先通知を設定する」で優先通知するアプリを追加できる

 「設定」の「システム」から「通知」を開き、「優先通知を設定する」をクリック。「アプリ」の「アプリの追加」をクリックし、優先通知したいアプリを選択すればいい。

作業時間を選択して、「フォーカス」をクリックする

 また、通知センターの下部には「フォーカス」ボタンが用意され、「フォーカスセッション」を手軽に起動できるようになっている。設定時間も横にある+/−ボタンで調整できる。

タイマーが動作し、通知が出なくなる

 「フォーカスセッション」は「クリック」アプリに搭載されている機能で、集中して作業したい時間を最低15分から最大240分までで設定すると、経過時間をカウントして最適なタイミングで休憩したり、作業を再開するタイミングを教えてくれる。

 その間は、「応答不可モード」がオンになって通知が表示されないだけでなく、タスクバーのアプリに表示されるバッジを非表示にしたり、アプリアイコンが点滅しないようになる。

 

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