世界40台限定の完全受注生産、骨伝導ドライバーに加えBAドライバーを合計12基を搭載
ご予算100万円ごえのイヤモニ!! Unique Melody の「MASON FS Le Jardin」
ミックスウェーブは6月17日、Unique Melodyの限定モデル「MASON FS Le Jardin」を発表した。12基のバランスド・アーマチュア型ドライバーと骨伝導ドライバーを搭載したハイブリッド型イヤフォン。世界限定40台の完全受注生産。5台のみのカスタムモデルも用意する。価格はユニバーサルモデルが110万円、カスタムIEMモデルが129万8000円。
BAドライバーは低域4基、中域4基、中高域2基、高域1基。フルレンジの骨伝導ドライバーは、独自設計の銀とパラジウムの合金の板に27層(厚さ23~25μm)のセラミックコートを施している。セラミック層には耐熱性の高い導電性パラジウムぺーストを使用。980度で焼成して作るそうだ。
空気伝導と骨伝導の組み合わせは同社の得意技。「MEST MKII」の骨伝導ドライバー(dBC-s)は14層セラミックコートだったが、MASON FS Le Jardinはより積層数が多く、厚みもあるため、振動効果の質が向上し、サウンドも個性的だという。再生周波数帯域は20Hz~35kHzで、インピーダンスは19Ωだ。
シェルは、モネの絵画からインスピレーションを得たという。最高級の天然サボテン材を使用したスタビライズドウッドシェルで、筐体カラーは赤、紫、青が光と混ざり合い、アマランサスのような得も言えぬ美しい濃淡を表現し、夢幻的な雰囲気を醸し出すという。密度が高く堅牢な素材を高精度のCNC加工で精密に削り出す。
付属ケーブルは、PW Audioのツートンカラーケーブル「Meet Again」。最高級ケーブル「Orpheus」をベースに「最も自然なディテール表現とダイナミックさを最大限に引き出し、Le Jardin のサウンドをよりハイレベルに引き上げる」効果を持つという。導体には銅を採用。ケーブル長は約120cmで入力端子は4.4mmバランス。カスタム2pinのリケーブル対応だ。
本体にはエンボス加工を施したDignis製のケースが付属。貴重なイタリア製の植物性タンニンなめし革を使用しており、色彩豊かで温かみのある手触り。使い込むほどに味が出るという。ケーブルクリップ、ケーブルスリーブにも同じレザーを使用し、実用性に加えデザインの統一性も出している。
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