Windows 11初となる、大型アップデート「22H2(コードネームSun Valley 2)」は2022年の終わり頃に提供されると考えられていたが、9〜10月くらいに前倒してリリースされそうだ。
すでに5月にはWindows Insider ProgramのBetaチャネルへは配布されていたが、6月7日にRelease Previewチャネルでも配布が始まった。企業で利用しているユーザーも、商用デバイスで検証可能だ。
22H2では様々な新機能が追加されたり、既存機能がブラッシュアップされている。今回はその中からスタートメニューを整理できるようになった点を紹介しよう。
ビルド22579から、スタートメニューにピン留めしているアイコンをフォルダー分けできるようになったのだ。元からアイコンをドラッグ&ドロップして移動することはできたのだが、ほかのアイコンに重ね、ドロップするとフォルダーが作成されるようになった。スマホでアイコンをフォルダーに入れたり、Windows 10のタイルをまとめる方法と同じなので迷うことはないだろう。
もちろん、3つ目以降のアイコンをフォルダーに入れることも可能。初期状態では「フォルダー」というフォルダー名になっているが、フォルダーを開けば変更できる。
たくさんのアプリをインストールしていると、正確にアプリ名を覚えていないものも出てくる。そんな状態で「すべてのアプリ」の一覧から探し出そうとすると手間がかかってしまう。このような場合は、スマホのホーム画面のようにピン留めしていれば、アイコンを見てすぐに起動できる。数が多くなっても、フォルダーにまとめられるので分類すればいい。新しいWindows 11はスマホ感覚で、アプリを起動できるようになりそうだ。
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