パナソニック コネクトは6月14日、トヨタモビリティパーツ(以下、TMP)に「配送見える化ソリューション」と頑丈ハンドヘルド端末「TOUGHBOOK(タフブック)」を納入したと発表した。
配送見える化ソリューションは、運行管理者のPCとドライバー端末をクラウドサーバーを通じて相互連携し、配送状況や配送作業をリアルタイムに把握することで業務効率化を実現するもの。
今回、TMPがドライバー不足やCO2削減をはじめとする環境保全などの課題を背景に、自動車メーカーの垣根を越えた補修用部品・用品の共同配送の検討を促進する中、部品の配送管理システムとして導入に至ったという。
共同配送では、各社で使用しているシステムが違い、ラベルなど現場運用が異なるため、目視検品の運用となりミスに繋がりやすくなることが課題だったが、本システム導入により、自社の配送管理システムで管理ができるほか、配送実績のエビデンス管理も可能となっている。
また他社ラベルの情報をトヨタ標準出荷ラベルに変換し、他社部品も自社配送管理システムで管理でき、確実な配送をサポートできるとしている。
なお、同じく納入された“TOUGHBOOK”FZ-N1は、軽量・コンパクトなボディーに使いやすい斜め配置のバーコードリーダーを搭載した4.7型 頑丈ハンドヘルド。およそ12時間駆動の標準モデル、およそ19時間駆動の大容量バッテリー搭載モデルを用意している。
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