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高画質テレビは量子ドットの時代が到来⁉

4K広色域量子ドット液晶搭載の新レグザ「Z770L」「Z670L」が登場

2022年06月22日 11時00分更新

Z770LとZ660Lシリーズの前に立つ本村氏

 画質の要となるエンジンは「ZRII」。カラーシフトを抑え自然な肌の色感を出す「美肌フェイストーンZRII」、精細感・コントラスト感・色調感の向上、24P/30P映像の滑らかな再現といった特徴を持つ「ネット動画ビューティZRII」、番組ごとのデータベースを持ち、自動で500数十の映像調整パラメーターを適用する「地デジAIビューティZRII」などに活用している。

システム基板

中央がZRII

 重低音立体音響システムZは、トップツィーター、重低音バズーカー、2ウェイのバスレフメインスピーカーという構成で、ドルビーアトモスにも対応する。リモコンのマイクで測定したデータに基づく、オーディオキャリブレーション機能も利用でき、高さ方向の再現も配慮した充実した再生音が特徴だ。

オーディオキャリブレーション機能の設定画面

 リモコンは10個のダイレクトボタンと2つのMy.Choiceボタンを持つ新タイプになる。Z770Lはタイムシフトマシンに対応するため、Z670と少し違ったボタン配置になっている。OSはLinuxを採用。

タイムシフト機能の違いがあるため、十字キーの上のボタンアサインが多少異なる

 ゲーミング連携も強力で、HDMI 2.1の様々なスペックに対応。4K120P、映像のチラつきやカクつきを抑えるVRR、低遅延モードに自動設定するALLM、eARCなどHDMI 2.1特有の仕様のほか、ゲーム機の出力映像に合わせて自動的に最適なモードを選ぶ「オートゲームアジャスト」、レグザならではの「ゲーム専用高画質」、0.83msの低遅延表示など充実した内容だ。

 スタンドは75型のZ770Lが首振りなしのタイプ。Z770L、Z670Lについては左右首振り(スイベル対応)だ。

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