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Bluetoothにも対応する本格派メーカーの真空管プリメインアンプ

2022年06月10日 10時00分更新

 Bluetooth接続に対応した真空管搭載のプリメインアンプ「MT-35MK2 PLUS Bluetoothエディション」がCayinブランドから登場。e☆イヤホン秋葉原店本館にて17万770円で販売中だ。

Cayinブランドが手がける新しい真空管アンプはBluetooth対応。Bluetoothのオーディオソースからワイヤレスで再生できる

 真空管搭載の高級アンプで多くの実績を持つCayinブランドから、プリメインアンプの新製品。真空管はNOSのGE製5BK7A×3を電圧増幅と電源整流に使用するほか、Electro-Harmonix製のEL34EH×4による、真空管らしいピュアで穏やかなサウンドが楽しめる。

 さらにQualcomm製SoCのCSR8675を内蔵し、Bluetooth 5.0によるワイヤレス入力をサポート。格安モデルでは比較的目にする仕様ながら、真空管の使い方を熟知した一流メーカーからBluetooth対応の真空管搭載アンプが出るのは珍しい。

真空管はGE製5BK7A×3とElectro-Harmonix製のEL34EH×4を搭載。普段はボンネットでカバーされている

 出力に関しては、ボーカルや弦楽器に最適という三極管モード(18W+18W)と、エネルギッシュな音楽に向いているというウルトラリニアモード(35W+35W)のデュアルモード切り替えに対応。また、低ノイズ・低歪みを特徴とするオーディオ用オペアンプOPA1662を実装するほか、DACチップはESS製ES9018K2M SABRE32を搭載し、-120dBのTHD+Nと127dBのダイナミックレンジに対応する。

背面にはBluetooth用アンテナのほか、出力インピーダンス4Ωおよび8Ωの端子を備えている

 その他の仕様は、周波数特性8Hz~55KHz(-3dB)、THD 1%(1kHz)、S/N比89dB、入力感度300mV、入力インピーダンス100kΩなど。入力はBluetoothおよび3系統のRCAを備え、出力インピーダンス4Ωおよび8Ω端子を搭載。Bluetoothのコーデックはapt-X、apt-X HD、apt-X Low latency、AAC、SBCに対応している。

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