週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

極上の音楽体験を提供する音楽ファン/ミュージシャン向けイヤーモニター

Weston Audio、最大8ドライバー搭載のMACHシリーズ8機種を発表

2022年06月08日 07時00分更新

WA-M80

最大8ドライバー、Weston ESの音をユニバーサルで

 完実電気は6月6日、Weston Audioの新製品「MACH(マック)シリーズ」8モデルを6月10日に発売すると発表した。型番の10の位がバランスド・アーマチュア型ドライバーの数を示す。価格はいずれもオープンプライス。各モデルのドライバー構成と予想実売価格は以下の通りだ。

●ガンメタルグレー
WA-M10
:シングルBA、4万2900円前後
WA-M20:2Way、低域×1、高域×1、5万7200円前後
WA-M30:3Way(低域×1、中域×1、高域×1)、7万1500円前後

●ガンメタルシルバー
WA-M40
:3Way(低域×2、中域×1、高域×1)、8万5800円前後
WA-M50:3Way(低域×1、中域×2、高域×2)、11万4400円前後
WA-M60:3Way(低域×2、中域×2、高域×2)、15万7300円前後

●ガンメタルブラック
WA-M70
:3Way(低域×1、中域×2、高域×4)、20万円前後
WA-M80:3Way(低域×2、中域×2、高域×4)、22万8800円前後

デザインは共通だが、カラーリングが3種類ある。

パッケージ

 カスタムイヤーモニターのESシリーズの音をユニバーサル型で提供することを目指し、1年半かけて開発した製品だという。なお、ドライバー構成やラインアップなどは似ているが、Wシリーズの後継ではないという。シリーズを通じて外観やサイズを共通化しており、装着感やデザインではなく純粋に音の好みでモデルを選んでほしいとする。BA型ドライバーはこの製品に合わせて新規に開発したもので、Wシリーズに対してレスポンスが向上。特に中域と低域がよくなっているという。フィルターの配置などもイチからやりなおしているそうだ。

リファレンスサウンドか低域の深さを重視するか

 カラーリングについては、M10~M30がガンメタルグレー、M40~M60がガンメタルシルバー、M70とM80がガンメタルブラックになっている。また、M10(フルレンジ)とM20(2ウェイ)をプレミアムエントリー、3Way機のうち奇数ドライバーのM30、M50、M70をプレミアムバス、偶数ドライバーのM40、M60、M80をプレミアムリファレンスとカテゴライズしている。

音質傾向で3種類のグループに分類されている。

 プレミアムバスは深い低域の再現に重点を置いたリスニング寄りのチューニング、プレミアムリファレンスはフラットで特定の帯域の強調感のないモニター的なチューニングとなっているそうだ。こうしたグループ分けをしたうえで、ドライバー数が増えるほど解像感や立体感が向上するとしている。

各モデルの位置づけ

 全モデルが“T2”コネクターによるリケーブルに対応。付属ケーブルはグレードで異なり、ガンメタルグレーの3モデルは極細で取り回ししやすいが、耐久性も高い銀メッキ銅線の「Linum BaX T2ケーブル」、ガンメタルシルバーの3モデルは軽量で低インピーダンスでピュアなサウンドを再現する「Linum SuperBaX T2ケーブル」、ガンメタルブラックの2モデルは4芯構造の「Linum UltraBaX T2ケーブル」を同梱する。長さはいずれも127cm。

各モデルのスペック

 イヤーピースは耐久性のあるSTARシリコンイヤーピース(5サイズ)と高い密閉度を追求したTRUE-FITフォームイヤーピース(5サイズ)を同梱。WA-M10~30は「Mini-Monitor Vault IIイヤフォンケース」、それ以外は「耐衝撃ペリカンケース」が付属する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります