【現地レポ】アップル「M2 MacBook Air」最高のオーディオ・ビジュアル性能が期待できそう
さらにMacに近づくiPadOSの操作性
iOS 16では、音声ディクテーションの機能が進化します。従来iOSのソフトウェアキーボードは文字入力から音声入力に切り換える際、毎度右下のマイクボタンとキーボードボタンをタップする必要がありました。iOS 16以降は音声入力を始めたあともキーボードが開いたままになるので、それぞれの入力方法をシームレスに行き来できるようになり、メッセージやメールのテキストを音声で入力する機会も増えそうです。
次期macOS Venturaと、iPadOS 16には「ステージマネージャー」という同じ機能が搭載されます。メインのウインドウは画面の中央に配置され、ほかの開いているウインドウは左側に縦に並び、それぞれを選択するとタスクをすばやくスイッチできます。
macOSの場合、知らないうちに沢山のアプリケーションとウインドウを開いて散らかったワークスペースが整理できるし、iPadOSはマルチタスキングがさらにスムーズになる期待が持てます。筆者のまわりには、iPadOSのSplit ViewやSlide Overが苦手という方がまだ多くいます。ステージマネージャーは、iPadをMacっぽく使いたい方の背中を押す新機能になるかもしれません。
筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります