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2022年5月25日~31日のツイートデータから注目「ゲーム」流行語を探し出す

BOSS×ウマ娘コラボの新聞全面広告がほぼほぼ怪文書でツイート急増

2022年06月14日 18時00分更新

モンストとSPY×FAMILYのコラボイベントでツイート増

どのゲームもコラボ情報が盛りだくさん!

 いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!

 国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年5月25日から31日までのツイートデータをもとに、「ゲーム」に関連する注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「ゲーム」関連ワード 5/25~31
ワード ツイート数
1 原神 88万6552
2 モンスターストライク 54万9895
3 ウマ娘 プリティーダービー 34万525
4 放置少女~百花繚乱の萌姫たち~ 27万3712
5 Apex Legends 20万2053
6 ポケットモンスター 19万8425
7 PUBG MOBILE 15万1687
8 崩壊3rd 14万9848
9 パニシング:グレイレイヴン 12万9141
10 プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク 10万8761

 1位は「原神」。5月31日にVer.2.7アップデートが実施され、新キャラクター・夜蘭が実装、さっそく人気となっており、多数のファンアートが投稿されています。ほか、海外のコスプレイベントにて、ガチャを回すためのアイテム「原石」に扮するコスプレイヤーの動画をとあるユーザーが投稿。拡散されています。

 

 2位は「モンスターストライク」。5月27日より『SPY×FAMILY』とのコラボイベントを開催。合わせてRTキャンペーンも実施され、人気となっています。

 

 3位は「ウマ娘 プリティーダービー」。缶コーヒー「BOSS」と『ウマ娘』のコラボサイトに掲載されて話題となった「BOSS」担当者による1万字超えの手書きの文章が、5月27日付のサンケイスポーツ(東京版)に全面広告として掲載。購入したユーザーが投稿した画像ツイートが、拡散されています

 

 4位「放置少女~百花繚乱の萌姫たち~」。映画『五等分の花嫁』の公開を記念したコラボイベントを開催中。フォロー&RTキャンペーンを毎日開催しており、ツイート数が伸びています。

 

 5位は「Apex Legends」。5月18日にリリースされた『Apex Legends Mobile』が人気となっており、多くのプレイ動画やフレンド募集のツイートが投稿されています。また、本ゲームには全体チャットの機能があることから、出会いを目的とした「出会い厨」が多数出現しており、それを危惧する投稿も見受けられました。

 6位は「ポケットモンスター」。とあるユーザーが中古で購入した『ポケットモンスター X』に、ポケモン図鑑がコンプリートされ、レアなポケモンもいるセーブデータが入っていたことから、元の持ち主を探すツイートが拡散されています。

 7位は「PUBG MOBILE」。5月19日より『新世紀エヴァンゲリオン』とコラボを実施中。プラグスーツのスキンが当たるガチャに注目が集まっています。そのほか、日本と韓国の代表チームが対戦する「PUBG MOBILE SHOWDOWN:JAPAN VS KOREA」の開催が発表され、話題に。

 8位は「崩壊3rd」。人気キャラクター、アポニアが5月25日に誕生日を迎え、お祝いイラストが多数投稿されています。

 9位は「パニシング:グレイレイヴン」。1.5周年を記念して、公式がお祝いイラストをリレー形式で投稿。合わせて、RTキャンペーンも実施され人気となっています。

 

 10位は「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」。5月25日に実施された生配信番組のハッシュタグ「#プロセカ生放送」と、同日に誕生日を迎えた人気キャラクターの青柳冬弥を祝う「#青柳冬弥誕生祭2022」の2つがTwitterトレンド入りを果たし、大きな反響となりました。

チートアプリの誘惑に注意

 1位から10位までスマホ対応ゲームをもつタイトル名で占められたランキングでした。現在、たいていのスマホゲームはGoogle PlayもしくはApp Storeからダウンロードする仕様です。ゲームメーカーの公式サイトから直接ダウンロードできるものも存在しますが、あくまで例外と考えておくべきでしょう。

 特に、「今だけ海外無料版を入手できる!」「先行体験プレイ可能!」といった宣伝文句に釣られて、公式ではない怪しいWebサイトを利用することは避けましょう。ゲームデータにウイルスが混入されている可能性を否定できませんし、クリックした途端に法外な料金を要求する「ワンクリック詐欺」などに遭遇することもあり得ます。

 同様に、「ガチャ無料化」「敵の居場所がわかる」「弾が勝手に当たる」などゲームを有利に進められる機能をうたうチートアプリの購入・ダウンロードも厳禁です。チートアプリ・ツールのはずがランサムウェアだった、という事例が存在しますし、そもそも各ゲームの利用規約で禁止されています。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「ワンクリック詐欺」ってなに?

A:特定のリンクをクリック(タップ)した途端、「契約が完了しました」といったメッセージが表示され、一方的にサービスと契約を結んだよう見せかけ、被害者に料金の支払いを求める詐欺。出会い系やアダルト系のメールやWebサイトにこのワナが仕掛けられていることが多い。

 利用者に『間違えて契約してしまった』と思いこませる手口が大きな特徴。もちろん契約は無効なのだが、メッセージ中にスマホの識別番号や、プロバイダー情報、IPアドレスなどを表示することで個人を特定しているように見せかけていたり、小さく契約条件を記載していたりしているため、ユーザーは「逃げられない」という思いを強めてお金を支払ってしまうことになる。

 さらに「○○月××日までに」と期限を提示し、それを過ぎると「延滞料が加算される」とか「訴訟になる」といった脅迫的な追い打ちをかけてくることもある。もしこのような詐欺に遭ったときも、決してお金を支払うことがないようにしたい。また相手に連絡せず無視すべきだ。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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