ヤフーが提供する「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)では6月2日より、ルート検索に自転車(以下:自転車のルート検索)を追加し、交差点などで進行方向を「音声」や「案内パネル」で案内する機能「自転車 ターンバイターン方式のナビ」の提供を開始した。
経済産業省の発表では、近年、自転車をスポーツ・レジャーとしてライフスタイルに取り入れる人が増え、コロナ禍においてその流れが加速している一方で、国土交通省によると、高速道路への自転車や歩行者などの誤進入が年々増加しているという。
Yahoo! MAPは、ユーザーがスムーズにひとつのアプリであらゆる場面の移動をできるように、機能拡充を進めている。
これまで車や公共交通機関、徒歩のルート検索を提供してきたが、今回の“自転車のルート検索”の提供開始により、ユーザーが自転車移動の際に最適化されたルートを確認できるようになり、高速道路への誤進入を防ぐためにも役立てられるとしている。
また“自転車 ターンバイターン方式のナビ”により、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時に加え、目的地までの目印となる交差点の案内を「画面地図」案内だけでなく、「音声案内」も組み合わせて利用可能。
音声案内を活用することで、“どのくらい先に次のポイントがあり、右折なのか左折なのか”などの情報を音声で確認できるため、ユーザーは自転車の運転中に画面を見る危険性を低減させ、安全に目的地へ到着できるという。
さらに、地図上で雨雲のマークのボタンをタップすると「雨雲レーダー」が起動し、検索した自転車のルート上で雨雲の動き(1時間前~最大6時間後)と降水量が一目で確認できる。
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