堺市は、2022年5月18日、市内外のスタートアップ等を対象に、同市における社会課題解決やイノベーション創出に資する新たなビジネスアイデアの募集をする「トライアルラウンドテーブル」の開始を発表。支援対象事業者には、中百舌鳥エリアをはじめとする堺市内で行う実証機会の提供や実証事業にかかる費用の提供などの支援が行われる。
トライアルラウンドテーブルは堺産業戦略に基づき、以下のいずれかを満たす実証事業を募集。堺市の社会課題の解決や市民生活の質の向上に資する取組であること。堺市における産業振興やイノベーション創出に資する取組であること。アフターコロナや、市内企業のDX推進に資する取組であること。
応募資格としては、社会に新しい価値を提供したり、社会に貢献するすることで事業を成長させることを目指す民間企業等の事業者。また、創業だけではなく、第二創業的ケースも含まれる。大企業は対象外だが、大企業のスピンオフベンチャーは対象となる。堺市内に事業拠点を置いていない場合でも対象となっている。
同市内の公共施設や協力企業が所有する施設の提供、実証実験実行に必要な市内民間事業者とのマッチング、行政課題の提供などのサポートがある。交付される補助金は、費用の2分の1以内で、上限は100万円となっている。補助対象期間は、令和5年3月31日(金)まで。
応募方法は、令和4年5月18日(水)~令和4年7月4日(月)午後5時までにS-Cubeホームページ内の申込みフォーム(https://www.s-cube.biz/roundtable)に必要事項を入力し、応募くださいとのこと。
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