ファーウェイ・ジャパンは、メガネ形状のデバイスにスピーカーを内蔵。オンライン会議などで耳を塞がずに利用できるオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」を発表した。今日26日の発売で、価格は3万2780円。
HUAWEI Eyewearは、国内ではクラウドファンディングサイトなどで限定販売した「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear Ⅱ」を進化させ、より広く販売するモデルと言える。
テンプル(つる)部分に小型基板やセンサー、振動板、マイクなどを内蔵して指向性のある音響システムを作るとともに、逆位相の音波の生成で、わずかな音漏れ以外は装着者しかサウンドが聞こえないという特徴は前モデルと同様。ただ、前面のフレーム部が細くなり、ボストン型/ウェリントン型という一般的な形状を採用することで、より違和感なく日常的に利用することが可能になっている。
フロントフレームは取り外しが可能になっており、メガネ製造・販売チェーンのOWNDAYSと提携して、度が入ったレンズなどに交換することに対応。OWNDAYSとはHUAWEI Eyewearのフロントフレームをカスタマイズしたオリジナルモデルも発売する。また、伸縮性ヒンジの採用で装着性もアップしているという。
Bluetooth 5.2対応で、PCやスマホ、タブレットなど多様なデバイスと2つまで同時接続、自動切り替えが可能。用途としては、耳を塞がない快適な装着感により、長時間のビデオ会議や家事をしながら音楽を楽しむことなどが想定されている。バッテリー動作時間は音楽再生時は約6時間、通話時は約4.5時間。
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