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ロジクールから薄型メカニカルキーボードがハイエンドMXシリーズで登場

打鍵感と静かさ両立で仕事にも使えるメカニカルキーボード「MX mechanical」は一度触るとクセになる!

2022年05月30日 11時00分更新

前モデルからさらに強力に進化した
最終形態とも言える「MX MASTER 3S」も同時発売

 MXブランドのハイエンドメカニカルキーボードの登場と同時に、同じくMXブランドのハイエンドマウス「MX MASTER 3」もパワーアップ版がリリースされた。

 人間工学に基づいたグリップしやすい形状と、親指で操作する横スクロール用のサムホイールが特徴となるマウスが「MX MASTER 3」だ。これをさらに進化させたモデルとして、新たに「MX MASTER 3S」が登場。

2つのホイールを搭載し、操作性の高さから人気の高いMX MASTER 3の進化モデルが「MX MASTER 3S」だ

 注目したいのは、センサーの解像度が4000dpiから8000dpiへと強化されたこと。ガラス面といった光学マウスが苦手とする場所でも、更に正確な操作が可能となった。また、4Kといった高解像度環境での利用で、ポインターの精密な操作が可能となるのも見逃せない。

解像度が4000dpiから8000dpiへと進化。高精度なセンサーは、4Kなどの高解像度ディスプレーとの組み合わせでも便利。素早く、正確な操作が可能となる

 ボタンのクリック音が90%カットされ、より静かに利用できるようになったのも大きな変更点。カチカチという音がほぼなくなるため、ノイズが気になるオフィス、深夜の利用もしやすくなるのがうれしい。

 もちろんクリック感はしっかりとあるので、操作感が損なわれることはない。

 基本的な機能はそのまま継承。ゆっくり回すと行ごとのスクロール、勢いよく回すとホイールが回転し続け高速スクロールが可能となるSmartShiftも搭載している。Webページの閲覧はもちろんのこと、巨大な表を見る場合や、プログラミングでのソースコード表示、SNSの遡って読みたい場合などに、頻繁なスクロールが必要なシーンで活躍してくれるだろう。

 このほか、付属USBレシーバー/Bluetoothの両対応、底面ボタンによる3デバイス切り替え、フル充電で最長70日間利用といった特徴もそのままだ。

3台のデバイスを切り替え操作できる、Easy-Switch機能を搭載。底面のボタンを押すごとに、接続先を切り替えられる

 なお、「MX MASTER 3S」ではカラーバリエーションが変わり、グラファイトとペイルグレーに。より明るい色となるペイルグレーの登場で、デスク周辺に合わせやすくなった。

カラーはグラファイト(左)とペイルグレー(右)。色合いは異なるが、どちらも他の機器と合わせやすい色となっている

家だけでなくオフィスでも気兼ねなく使えるメカニカルキーボード

 メカニカルキーボードは、音が大きくて使うシーンが限られてしまうという先入観があるが、茶軸や赤軸の「MX MECHANICAL」「MX MECHANICAL MINI」であれば、その心配は無用。しっかりとタッチ感を残しながら、メカニカルキースイッチとは思えない静かさを実現しているからだ。

 もちろん、全く音がしないというわけではないが、強く打鍵しても一般的なキーボードと同程度。このくらいであれば、深夜の自宅やオフィスでの利用でも、周囲から文句を言われることはないだろう。

 この逆に、メカニカルらしいカチャカチャという音が欲しいというのであれば、青軸を選ぶのもありだ。最初は少々うるさく感じるが、使っていくうちに心地よい音に変化するため、むしろ、他のものでは物足りなくなるほど。自室で一人しかいない、というのであれば、気持ちよく打てることを重視して青軸にするのがオススメだ。

 また、ロープロファイルのキースイッチを採用しているため、メカニカルなのに薄く、手首への負担が小さいというのもメリット。この厚みでメカニカルキーボードの使用を諦めた経験がある人なら、きっと気に入ってくれるはずだ。

 レイアウトがフルキーボードの「MX MECHANICAL」、テンキーが省略されたミニキーボードの「MX MECHANICAL MINI」と2タイプあるため、設置スペースや用途に応じて最適なものを選べるのもうれしい。

 2種レイアウトと3種のキースイッチから、自分好みのが選べるのが強み。初めてのメカニカルキーボードとしてはもちろんのこと、理想のメカニカルキーボードを探しているという人にもオススメできる製品だ。

(提供:ロジクール)

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