都内で初となる、ドローンで複数の橋を横断する医薬品(模造品)※配送プロジェクトを実施しました!
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東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。
都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。
■前回の紹介記事はこちら。
今回は、前回に引き続き、東京都が行なった小笠原村への海底光ファイバーケーブル整備について紹介します! 【敷設工事編】
※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画
2021年12月に引き続き、デジタルサービス局が取り組んでいるドローンを活用した物流ビジネスの実証プロジェクトについて紹介致します。
https://note.com/smart_tokyo/n/n9eb178136edf
前回の記事では、竹芝でのフードデリバリー、日の出町での小売商品の配送プロジェクトを紹介致しましたが、今回は、今年度の最後となるプロジェクトとなった、隅田川上空での医薬品配送プロジェクトを紹介致します。
★2022年2月8、9、16日に実施しました!https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/news/2022/202202_001.html
(2月1日東京都報道発表資料:ドローンを活用した医薬品配送プロジェクトを実施します)
▷プロジェクトの内容
医療用医薬品を配送するための新たな手段としてドローンを活用することを目指したプロジェクトです。ドローンの機動性を利用し、緊急時などにおける医薬品の即時配送を目指します。今回のプロジェクトでは、竹芝でのプロジェクトで用いた機体と同じ機体を使用し、江東区にある医薬品卸売業者の倉庫近くの隅田川テラスから、中央区にある病院近くのテラスまで、医薬品の模擬品を配送しました。途中で3本の大きな橋を越えるルートで、飛行距離は、片道およそ2kmになりました。
河川にかかる複数の橋を超えて医薬品(模擬品)を配送するプロジェクトは、過去にも他県で行なわれていますが、都内では初めての事例となりました。特に、両岸に高層ビルの立ち並ぶ隅田川をドローンが飛行したことは、業界に大きなインパクトを与え、内閣官房、経済産業省、国土交通省などのドローン関係省庁からも多くの人が視察に訪れました。
▷主な検証項目
今回のプロジェクトでは、本物の医薬品ではなく、模擬品を用いましたが、配送ボックスには、温度計、振動計を設置し、ドローンによる配送でも医薬品の品質が保持できるかについて検証しました。また、病院による医薬品の発注から受け取りまでの一連のプロセスを模擬することにより、ワークフローの妥当性の検証を行いました。
▷当日の様子
プロジェクトの最終日(3日目)は、多くのメディアが取材に訪れました。着陸ポイントである病院近くの隅田川テラスにおいて、上流から佃大橋を越えてドローンが飛来し、着陸するまでの様子や、着陸後、病院関係者が医薬品を受け取る様子などを撮影いただきました。ドローンの飛行高度は、およそ100mにもなりました。佃大橋の上空で豆粒のように見えていたドローンの姿が、近づいてくるに連れ、徐々に大きくなっていく様子は圧巻でした!
・青空を背景に隅田川の上空を飛行するドローン(豆粒のようです)
・着陸ポイントに近づいて来ました
・いざ、着陸!
・運航担当者から病院スタッフへ受け渡し
▷おわりに
今年度のドローン物流ビジネスの実証プロジェクトは、これで全て終了しましたが、来年度も、新たな実証プロジェクトを公募する予定です。デジタルサービス局は、ドローン物流の早期の社会実装に向け、取組を進めて行きます。
◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo
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