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自然な広がりを感じる、テレワークにも好適なヘッドホン

ソニー、業界最高クラスのノイキャン&通話性能を誇る「WH-1000XM5」を発表

2022年05月13日 09時00分更新

小型で反応がいいドライバーを採用

 ドライバーユニットは直径30mmで専用設計。従来の40mmに比べると小型化しているが、エッジ部に柔らかい素材を使用することで、低域の反応を高め、振幅も深くすることで量感も確保している。ここは音楽におけるリズム帯やビート感など低音部の再現性だけでなく、ノイズキャンセリング性能の向上にも貢献するという。また振動板(ドーム部)には軽量で高剛性なカーボンファイバーコンポジット素材を採用。伸びのある高域再現を実現したという。

直径30mmの新開発ドライバー

内部構造

 内部の回路についてもウォークマンで培った高音質化技術を積極的に採用している。例えば、金入りの高音質はんだ、銅メッキを施した大型高音質抵抗、基板レイアウトなどが挙げられる。これらはS/Nの向上や歪みの低減に貢献。音の広がり感や定位感の向上、透明感のある音色などとして実感できる。

 Bluetooth 5.2準拠でSBC、AAC、LDACの各コーデックに対応。圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートするDSEE Extremeも引き続き搭載する。NFCは非搭載となった。付属ヘッドホンケーブルによる有線接続も可能。360 Reality Audio認定ヘッドホンで、BRAVIA XRシリーズと「WLA-NS7」の組み合わせによる3D再生も可能だ。

 連続再生時間はANC ONの状態で約30時間、OFFで約40時間。3分の充電で最大1時間再生できる“クイック充電”や3分の充電で最大3時間再生できる“USB PD充電”にも対応している。

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