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ECや小売店・飲食店からの宅配ニーズに応える、楽天が進めるロボット配送サービスの実現

さまざまな地域課題や社会課題の解消や、ドローンやスマートシティなどとの組み合わせで期待されている自動走行ロボットを活用した配送サービス。日本でも各種実証実験が進んでいるが、いよいよ実装が見え始めている。2020年より実施されたNEDOによる実証実験で見えてきた動きを追いかける。

 配達ドライバーの人手不足が深刻化する物流業界だが、EC市場の発展で総量は増え続けており、無人化・省力化は必須だ。楽天グループ株式会社(以下、楽天)はドローンやロボットを活用した配送サービスの実現に向け、2016年から数多くの実証実験に取り組んでいる。2021年度に実施されたNEDO事業は、本田技術研究所(以下、ホンダ)と共同で実施し、「個人向け自動走行ロボットによる安全な配送サービスの実現」をテーマに、将来のECや小売店・飲食店などからのロボット配送サービスの実現を目指した。

目標は配送の無人化・省人化
自動配送ロボットで安全かつ便利なサービスを提供

 楽天では、これまで公園、リゾート施設、住宅地などでロボットを用いた配送サービスの実証を行ってきたが、今後はロボットの配送能力や運用コストを踏まえつつ、サービスとしての確立を図っていく段階にきている。

 トラックであれば一度に多くの荷物を運び、長距離を配達して回れるが、低速・小型のロボットの場合は、さらに宅配の場合、商品の受け渡しが配達時間に大きく影響するため、アプリの操作性や、荷物の取り出しやすさも重要となる。

 実証実験では、楽天が注文アプリとロボットに搭載する配送用ボックス、本田技術研究所が実証機を開発し、物流ニーズを満たすためのロボットの配送能力の把握と、従来よりも大型・高速のロボットが安全に走行できるかどうかの検証が行なわれた。

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