実売14万円前後から

パナソニックが4K液晶テレビ「LX800」シリーズ5機種を発表、AI技術で最適な画質に調整

　パナソニックは5月10日、AI技術により自動で最適な画質に調整する技術「オートAI画質」を搭載した、液晶テレビ「4Kビエラ」LX800シリーズ5機種を発表した。発売は7月8日を予定している。価格はすべてオープンプライスで予想実売価格は下記の通り。

4Kビエラ LX800シリーズ
「TH-75LX800」（75型：29万円前後）
「TH-65LX800」（65型：22万円前後）
「TH-55LX800」（55型：19万円前後）
「TH-50LX800」（50型：16万円前後）
「TH-43LX800」（43型：14万円前後）

4K液晶テレビ「ビエラ」の新ラインアップ。画像下段左から75型の「TH-75LX800」、65型の「TH-65LX800」、55型の「TH-55LX800」。画像上段左から50型の「TH-49LX800」、43型の「TH-43LX800」

75型のTH-75LX800

主な製品の特長

　ディープラーニングを活用したAI技術によるシーン認識アルゴリズムを搭載し、シーンに応じて画質を自動で最適化する「オートAI画質」を搭載している。これにより、ユーザーはコンテンツに応じて画質調整をすることなく最適な画質で楽しむことができるという。くわえて従来よりシーンを細分化して解析することで、シーン認識アルゴリズムの認識精度が向上し、最適な補正ができるようになった。

オートAI画質イメージ

　「3次元カラーマネジメント回路（3D-LUT）」を駆使し、入力された色信号を色鮮やかに美しく再現する高画質技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載している。HDR信号（HDR10/HDR10＋）にも対応し、HDR信号入力時にシーンに応じてHDRトーンマッピング処理を動的に変化させる技術を採用、高輝度域でも色鮮やかかつ階調豊かな映像を実現している。

ヘキサクロマドライブイメージ

　素材解像度検出処理を搭載し、地上デジタル放送やネット動画など、あらゆる映像を4K高精細化する「4Kファインリマスターエンジン」が進化。映像信号の情報量や輝度を部分ごとに解析し、時間軸方向の前後の映像もあわせて参照することで、ノイズとディテールを高精度に判別する。これにより、ノイズを抑制しながら映像の精細感をさらに高めることが可能となり、高い質感とノイズレスな画質を両立しているとのこと。

4Kファインリマスターエンジンイメージ

　チューナーは4K×2、地デジ・BS・CS×2。スタンドありのサイズと重さは、
TH-75LX800が、およそ幅167.3×奥行36.5×高さ103.6cmで重さが約32kg。
TH-65LX800が、およそ幅145.3×奥行31.8×高さ91.2cmで重さが約21.5kg。
TH-55LX800が、およそ幅123.4×奥行26.9×高さ78.7cmで重さが約16kg。
TH-50LX800が、およそ幅112×奥行26.9×高さ78.7cmで重さが約11.5kg。
TH-43LX800が、およそ幅96.5×奥行21.9×高さ61.7cmで重さが約9.0kg。

　端子は、地上デジタル端子、BS・CS端子、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力端子×1、ヘッドホン/イヤホン端子×1、LAN端子×1、HDMI×3、USB端子×2（1端子のみUSB 3.0対応）。

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