シャープは、Androidスマートホンのフラグシップモデル「AQUOS R7」を2022年夏モデルとして提供。ドコモ/ソフトバンクから7月以降に発売すると発表した。
AQUOS R6に続いて、ライカ監修のカメラを搭載するのが、最大のアピールポイント。新開発の1インチセンサーを採用し、画素数が約4720万画素にアップ(R6は約2020万画素)。また前モデルの弱点と言われたAFやUIのレスポンスも改善。具体的には、センサーの全画素でフォーカス位置を検出できる「全画素Octa PD AF方式」やソフトウェアの改善で、AF速度が約2倍に高速化した。また、高画素化により、望遠での撮影時もより高画質のデジタルズームが可能になるという。レンズは今回もF値1.9でSUMMICRONと名づけられているが、低反射処理を施すことで、反射を60%削減している。
もう1つの売りがディスプレー。240Hz対応の6.6型(1260×2730)「Pro IGZO OLED」であることは変わらないが、画質、滑らかさ、省電力性をさらに一歩進めたとしており、動画コンテンツに合わせた超解像技術による高精細表示に加え、フレーム補完機能も用意した。
SoCはもちろん最新ハイエンドの「Snapdragon 8 Gen 1」。12GBメモリー、256GBストレージと組み合わせられる。ネットワーク面ではついにミリ波に対応。サブ6とミリ波を束ねることで、下り最大4.9Gbpsの通信速度に対応した。そのほかの主なスペックは、5000mAhバッテリー、3D超音波式の画面内指紋センサー(+顔認証)、防水・防塵、FeliCa、Qi対応、Android 12など。
シャープ「AQUOS R7」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.6型Pro IGZO OLED(19.5:9) 240Hz対応 |
画面解像度 | 1260×2730 |
サイズ | 未定 |
重量 | 未定 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1(オクタコア) |
内蔵メモリー | 12GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 12 |
5G対応 | ミリ波、サブ6 |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
カメラ画素数 | 約4720万画素(F値1.9、19mm相当) +約190万画素(測距用) イン:約1260万画素(F値2.3、27mm相当) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
防水/防塵 | ○/○(IPX5,8/IP6X) |
FeliCa/NFC | ○/○ |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブラック、シルバー |
発売時期 | 7月以降 |
販売キャリア | ドコモ、ソフトバンク |
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