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ハイエンドに匹敵する性能やカメラを5~7万円台で使える! 人気SIMフリースマホ全紹介【ミドルハイ編】

2022年05月05日 10時00分更新

シャオミのハイエンド機がFeliCa対応
スナドラ888に120Hz対応、1億画素カメラで6万9800円!

 シャオミは、次々と製品が登場するので、少し迷ってしまうが、国内での現行最上位機は昨年11月に登場したこの「Xiaomi 11T Pro」だ。

スナドラ888や1億画素カメラ、FeliCaまで対応して6万円台だ

 ディスプレーは6.67型有機EL(20:9、1080×2400)で120Hzリフレッシュレート対応、SoCはSnapdragon 888、カメラは1億800万画素センサーを中心にした3眼構成、5000mAhバッテリーは120W急速充電対応、さらに日本向けにFeliCaを搭載するカスタマイズも加わっている(防水には非対応)。

カメラは3眼構成で、メインは108メガ。一方で超広角は8メガ、テレマクロは5メガ

 実はメインカメラ以外は画素数が控えめだったり、デザイン面でも背面に樹脂素材を用いるなど、他社のハイエンド端末と比べると、うまくコストダウンされている部分もあるのだが、カメラとSoC、急速充電などの要素で見ると、やはりコスパは極めて高い製品だろう。

●驚異の充電速度を実現した「Xiaomi 11T Pro」は高性能ながらメリハリで7万円を切る価格

FeliCa非対応とSoC以外は上位機とほぼ共通で
価格差は結構大きい! シャオミ「Xiaomi 11T」

 Xiaomi 11T Proの下位モデルとも言える端末だが、スペック上の差は案外小さい。具体的にはSoCがMediaTekのDimensity 1200-Ultraになり、FeliCaが非対応、急速充電が67W対応という程度。1億800万画素センサーを中心にしたカメラの構成は同等で、ディスプレーも120Hzリフレッシュレート対応だ。そんなハイエンド級に近い性能が5万円台半ばという価格で販売されている。

FeliCaは非対応になるものの、ハイエンド級のカメラと性能を持つ「Xiaomi 11T」。外観的にもほぼ同じだ

 そのスペックは、ディスプレーが6.67型有機EL(1080×2400ドット)、SoCがMediaTek Dimensity 1200 Ultra、8GBメモリー、128GBストレージ、側面指紋センサー、Android 11など。カメラはメインが1億800万画素で800万画素の超広角、500万画素のテレマクロという3眼構成はXioami 11T Proと同じ。FeliCaは必要ないなら、選択肢に入れたい。

カメラ周りのハードウェアも上位モデルと共通。ただし、こちらにはFeliCaマークがない

●シャオミ「Xiaomi 11T」は5万円台でハイエンドに迫るハイコスパスマホ!
●上位モデルとウリ2つ シャオミ「Xiaomi 11T」はFeliCaはないが、コスパは光るスマホ

シャオミ系列のメーカーによる
ゲーミングスマホ「Black Shark 4」

 シャオミ傘下のBlack Sharkが送り出すゲーミングスマホ。国内ではAmazon.co.jpなどのECサイトや国内代理店のサイトから購入が可能となっている。

シャオミ傘下のメーカーが送り出すゲーミングスマホ「Black Shark 4」

 SoCは最上位ではないが、現時点でのスマホ用ゲームには十分な性能のSnapdragon 870で、6.67型有機ELパネルのリフレッシュレートは144Hz。イヤホン端子は当然あり、外付けクーラーもオプションで購入できる。側面にはトリガーキーを装備。ゲーム専用モードも用意されている。

側面にトリガーキーがある

●ゲーミングスマホ「Black Shark 4」が国内で発売 スナドラ870搭載で5万9800円から

この価格帯のSIMフリーiPhoneだと
新SEやiPhone 12 miniが狙いとなりそう

 単体購入可能なSIMフリースマホとなると、iPhoneも忘れてはいけない。iPhone 13シリーズ以外では、前々モデルのiPhone 11と前モデルのiPhone 12/12 mini、今年リリースされたばかりのiPhone SEがApple StoreやECサイトなどで購入可能だ。

iPhone 12 miniはApple Storeでは6万9800円から

 iPhone 11は64GBモデルが6万1800円だが、サイズや機能面で見劣りする部分が大きい(iPhone 12/13で利用可能なマスク着用したままでのFace IDにも非対応)。iPhone 12はiPhone 13との価格差が小さい。

 というわけで狙い目は、iPhone 12 miniか最新の第3世代iPhone SE。前者は64GBモデルが6万9800円とお買い得感があるが、本体の小ささもあってバッテリー持ちが厳しいことで知られる(iPhone 13 miniでかなり改善された)。最新のiPhone SEは、5Gのサポートに加え、iPhone 13と同じA15を搭載するが、64GBモデルでも5万7800円とやや割高感はあり。旧モデルのiPhoneは、キャリアやサブブランドの加入時に安価に入手でき、しかも端末自体はSIMフリー版と違いがないので、他の購入方法も含めて検討したい。

  iPhone SE iPhone 12 iPhone 12 mini
価格 5万7800円(64)
6万3800円(128)
7万6800円(1256)
8万6800円(64)
9万2800円(128)
10万4800円(256)
6万9800円(64)
7万5800円(128)
8万7800円(256)
ディスプレー 4.7型液晶
(16:9)
6.1型有機EL
(19.5:9)
5.4型有機EL
(19.5:9)
画面解像度 750×1334 1170×2532 1080×2340
サイズ 67.3×138.4×7.3mm 71.5×146.7×7.4mm 64.2×131.5×7.4mm
重量 144g 162g 133g
CPU A15 A14
内蔵ストレージ 64/128/256GB 64/128/256GB
外部ストレージ × ×
OS iOS 15 iOS 14→15
5G対応バンド n1/2/3/5/7/8
/12/20/25/28/30
/38/40/41/48/66
/77/78/79
n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28
/38/40/41/66/71/77/78/79
4G対応バンド 1/2/3/4/5/7
/8/11/12/13/17
/18/19/20/21/25
/26/28/30/32/66
/34/38/39/40/41
/42/46/48
1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14
/17/18/19/20/21/25/26/28
/29/30/32/66/71/34/38
/39/40/41/42/46/48
DSDS
楽天対応
無線LAN Wi-Fi 6 Wi-Fi 6
カメラ画素数 12メガ
/イン7メガ
12メガ(標準)
+12メガ(超広角)
/イン12メガ
Qi
FeliCa/NFC ○/○ ○/○
防水/防塵 ○/○ ○/○
生体認証 ○(指紋) ○(顔)
SIM形状 nanoSIM+eSIM nanoSIM+eSIM
USB端子 Lightning Lightning
イヤホン × ×
カラバリ スターライト、ミッドナイト、PRODUCT RED ブラック、ホワイト、PRODUCT RED、グリーン、ブルー、パープル
発売時期 2022年3月 2020年10月 2020年11月
 
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