OSは3年、セキュリティアップデートは5年が保証
この価格でこの性能はやはりお買い得 グーグル「Pixel 6」
おなじみグーグル「Pixel」シリーズの最新フラグシップモデル。さらに上位には次回紹介予定の「Pixel 6 Pro」があり、リフレッシュレートは90Hz(Proは120Hz)、5G対応はサブ6のみ(Proはミリ波対応)、カメラは標準+超広角の2眼(Proは光学4倍の望遠を加えた3眼)、と機能的な違いあるものの、逆にこれだけの差で価格差は4万円強。SoCはグーグル独自の「Tensor」で同じ、後述する各種機能は同等なので、7万円台半ばという価格はお買い得度が高い。
Pixel 6シリーズ共通の機能は、手持ちで流し撮り風写真を撮影できたり、写真に写り込んだ邪魔な存在を消せる「消しゴムマジック」など。また、Pixelシリーズでは、セキュリティアップデートは5年間(2026年10月まで)、OSアップデートは3年間(2024年10月まで)を保証。長期に渡って、安心して利用できる点は大きい。
カメラは、メインが大型センサーの50メガで超広角の12メガとの組み合わせ。望遠はないが、ソフトウェアによるハイブリッドズームが高性能。バッテリー容量は4614mAhで、USB PDによる30W急速充電の可能。国内ユーザーが求める防水やおサイフケータイといった機能もサポートしている。
気になる点としては重量は少々重め(207g)なのと、高負荷時にやや端末が熱くなる点、また指紋センサーが画面内で光学式、5Gでドコモの4.5GHz帯に非対応などがあるが、それでもこの価格でこの機能はバーゲンとも感じる1台だ。
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そろそろ新モデルも気になるが、
充実の機能でまだまだ有力な1台 グーグル「Pixel 5a(5G)」
Pixelシリーズの廉価版的な存在となる「Pixel A」シリーズ。昨年登場の「Pixel 5a(5G)」は、さらに前年モデルからの進化点はやや少なく、SoCはやや古めの「Snapdragon 765G」、メインカメラは12.6メガとスペック的にはミドルクラスではあるが、普段使いには十分な内容。一方で、防水・防塵にFeliCaといった国内ユーザー向け機能に、2024年8月までのOSとセキュリティアップデートの提供保証と幅広いユーザーに勧めやすい1台と言える。
主なスペックは、6.34型有機EL(20:9、1080×2400)、6GBメモリー、128GBストレージ、4680mAhバッテリー、背面指紋センサーなど。Pixel Aシリーズはそろそろ新モデル(Pixel 6a?)の発表があっても不思議ではない時期だが、価格次第ではまだまだ購入の価値がある1台だろう。
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ASUSの現行フラグシップ機は
横幅69mm切りのコンパクトモデル 「Zenfone 8」
昨夏リリースのASUSの現行フラグシップモデル。同じASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズとの差別化も意識したのか、横幅68.5mmというコンパクトさが売りで防水対応。さらに日本のユーザー向けにFeliCa対応というカスタマイズもなされている。
横幅約68.5mmの本体に、昨年の最上位SoCであるSnapdragon 888やリフレッシュレート120Hz対応の5.9型有機EL(20:9、1080×2400)など高いスペックが盛り込まれている。サウンド周りに力を入れられているのも特徴で、イヤホン端子も搭載する。価格改定もなされ、8GB/128GBモデルは7万2800円から。
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