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カワイイだけじゃない! 人も荷物も載る軽自動車ダイハツ「ムーヴ キャンパス」

2022年05月05日 12時00分更新

ムーヴ キャンバスの好きなところ その3
収納が結構多い

 ドリンクホルダーや小物入れなど、一般的な収納が装着されています。ですが、2016年に販売されたということもあり、購入時に押さえておきたいポイントがありましたので、お伝えしていきます。

私が試乗したムーヴ キャンバスにはUSBソケットが付いていましたが、中古車市場に出回っている個体には付いていない場合もあるので要注意!

運転席&助手席のドリンクホルダーには、ペットボトルを置くことは可能ですが、紙パックは置けません。また、最近コンビニで売られている600mlのペットボトルも入りません。そこは残念だったのですが、ギュッと押すと収納できるようになっていて、使わないときは隠せるというのはGoodでした

運転席のアームレスト部分に付いている収納は、運転席側からのみ開けることが可能です

助手席下&後席下には、MAX2kgの荷重に耐えられる収納ボックスがあります

ムーヴ キャンバスの好きなところ その4
シートの座り心地がイイ!

 シートは柔らかめ&少しフワフワしていて座り心地が最高でした。表面も、若干モコモコしていて気持ちいいです。フロントガラスからハンドル部分までの距離があるので(ダッシュボードが広い)、運転席に座っていても太陽の光が直に当たらず、車内は快適で過ごしやすいです。運転席&助手席のドアは3段階に分けて空くようになっているので、勢いよく開いてしまい、隣の車をドアパンチしてしまった……という事態を、未然に防げるような機構になっています。これはうれしい!

 それでは、荷室をチェックしていきます。後席を1番前まで出すと下のようになります。

お尻が半分出る&足を曲げないと座れないです。スーパーの買い物袋は入りますが、スーツケースなどは厳しいです

後席を倒すとこんな感じ。子供用の自転車なら余裕で積めそうです

床面はフルフラットにはならず、ボコボコしているので、寝転ぶ&荷物を積む時に積みにくいというのはありました。また、絨毯生地なので、汚れが付くと拭き取りが大変そうです

後席を1番後ろまで下げて、前席をリクライニングさせると車内を広々使えます。ただ、フルフラットにはならず、ボコボコしているので寝るとなると……という感じでした

毛布などを敷いて段差を調節すると、寝ころびやすくてオススメです

ムーヴ キャンバスの好きなところ その5
緩やかな走行性能

 ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、運転しやすかったです。走行音に関しては、めちゃくちゃ静か!というわけではありませんが、普段話している時のボリュームで、会話を楽しめます。ただ、アクセルを強く踏む場面(坂道など)では、エンジン音がかなり気になります。アクセルをベタ踏みすると、唸りながら徐々に加速していったので、フル乗車での坂道や高速はキツそうだなと感じました。

 ですが、この車のターゲット層が、街乗りメイン&1~2人で乗るのに最適な車ということなので、それには当てはまっているのかなと思います。ターボの設定がないのも頷けます。ボンネットが短いので、車両感覚が掴みやすい&運転席からボンネットの両端が見えるので、駐車するときに助かりました。

 ということで、今回はムーヴ キャンバスの長期レビューをしてみました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧になってみてください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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