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PC-6000とMSXの両方で使える!? FM音源搭載のFlash ROMカートリッジが入荷

2022年04月28日 10時00分更新

 PC-6000シリーズとMSXの両方に対応する、FM音源搭載のFlash ROMカートリッジ「似非P6ROM」の取り扱いが家電のケンちゃんでスタート。技術系サークル「にがHP」による同人ハードウェアで、価格は1万5840円だ。

なんとPC-6000とMSXに両対応するという、FM音源搭載のFlash ROMカートリッジが登場。ただし好評につき早々に完売、現在は次回入荷待ちとなっている

 カードエッジがPC-6000シリーズとMSXの両機種共用になっていて、両方の環境で使えるよう設計されたFM音源カートリッジ。それぞれの環境を自動認識、互換カートリッジとして機能するため、使用機種を切り替える際も特別な操作が必要ない。

 FM音源チップとして「YM2612(OPN2)」を搭載し、ソフトウェアを用意すればステレオで発音させることが可能。同じく実装されている合計4MbitのFlash ROMについては、独立した1Mbit×4バンクのMegaROMとして利用可能だ。

共用カードエッジを備え、音源チップは「YM2612」を搭載。Flash ROMは合計4Mbitが実装されている

 対応機種は、PC-6000系がPC-6001/mkII/mkII SR、PC-6601/SR。MSX系はMSX/MSX2/MSX2+/MSXturboR。ただし両機種対応の実験的カートリッジのため、PC-6000シリーズ純正のFM音源カートリッジとの互換性がなかったり、CASIO機に非対応、MSX-MUSIC(OPLL)と本機のFlash ROMを同時利用できないなどの制限がある点には注意が必要だ。

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【取材協力】

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