ローランドは5月27日より、音楽シーンに大きな影響を与えたシンセサイザー「JUNO-60」や「JUNO-106」の音色を精密に再現し、さらに現在の技術で進化させたサウンドや機能を備えたシンセサイザー「JUNO-X」を発売する。
本製品は、同社独自の「ZEN-Coreシンセシス・システム」(以下:ZEN-Coreシステム)によって生まれ変わった現代版「JUNO」となる。
新開発の音源「JUNO-Xモデル」を搭載し、「SUPER SAW」と呼ばれる分厚いシンセ・サウンドや、コーラス・エフェクトを進化させた「Chorus III」モードで新しいJUNOサウンドを楽しむことができるほか、往年のJUNO-60、JUNO-106の音色も克明に再現できるという。
またアコースティック楽器をはじめ900以上の音色を備える「XV-5080」、豊かなピアノの響きを表現する「RD Piano」、接続したマイクの声を人工的に加工する「Vocoder」を搭載。
さらに、「Roland Cloud」からサウンド・パック(音色データ)やモデル・エクスパンション(音源アルゴリズム)をJUNO-Xに追加して、自分好みの音色を備えたシンセサイザーにカスタマイズすることも可能。
製品サイズは幅1072×奥行333×高さ118mmで重さが11.6kg。価格はオープンとなる。
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