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νガンダムは伊達じゃない!

実物大νガンダム立像、可動ギミックや夜間の映像演出をオープニングセレモニーで初公開!

2022年04月25日 20時40分更新

文● MOVIEW 清水、編集●ASCII

 福岡県で4月25日にグランドオープンする「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」のシンボル、実物大νガンダム。その開業前夜となる4月24日、アムロ・レイ役の古谷徹さん、『機動戦士Zガンダム』主題歌がデビュー曲の歌手・森口博子さんをゲストに迎え、オープニングセレモニーを開催。立像の可動ギミックや夜間に実施される映像演出が初公開された。

 また森口さんは実物大νガンダムを前に「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を超えて)」を歌唱したほか、6月3日より全国公開となる映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌「Ubugoe」を初披露した。

可動ギミックや映像演出が初披露された実物大νガンダム立像

 セレモニーにはバンダイナムコエンターテイメント CGO 藤原孝史氏、アムロ・レイ役の古谷徹さん、『機動戦士Zガンダム』主題歌がデビュー曲の歌手・森口博子さんが登壇。ガンダムシリーズ富野由悠季総監督からはビデオコメントが寄せられた。

実物大νガンダム立像がいよいよ可動! その全貌が明らかに

 そしてお待ちかねの実物大νガンダム立像の演出の初披露。ららぽーと福岡の壁面に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をベースとしたオリジナル映像や主題歌「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を超えて)」をBGMに本編を再編集した映像が映し出される。

 実物大νガンダム立像自体は右腕の振り上げたり、首の横振りといった動作を行ない、62ヵ所の発光ギミックや様々なライティングで壁面映像と連動した演出が実施される。この演出は夜間19時から21時まで30分ごとに実施される。日中は10時から18時まで1時間ごとに立像が動く演出となる。

ライティングと可動、壁面映像で臨場感のある演出が施されている

壁面映像は小惑星アクシズ落下の攻防シーンなど2種類

日中は壁面演出なしで、腕と首の可動演出のみとなる

森口博子さんが
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』主題歌を熱唱

 地元福岡県の出身で『機動戦士Zガンダム』の主題歌「水の星へ愛をこめて」がデビュー曲の森口博子さん。近年は数々のガンダム主題歌をカバーしたアルバムをリリースし、ガンダムソングシンガーとしても活躍している。

 そして、この場で初めて、6月3日に公開される映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌を森口さんが担当することが明かされ、生歌での初披露となった。主題歌のタイトルは「Ubugoe」。今回の起用は安彦監督が直々にオファーをしたということで、森口さんは「これまで10代から、ずっとガンダムの楽曲を歌わせていただいてきましたが、50代になっても、ガンダムの歌を歌いますとライブで宣言していたんです。それを安彦監督が覚えてくださっていて、「そろそろ50代になったかな。この作品に森口さんの声が欲しいです。」と声をかけていただいて、夢を叶えることができました」とコメントした。

実物大νガンダム立像をバックに熱唱する森口博子さん

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌を担当することが明かされた

40年の時を経て再びアムロを演じる古谷さんが心境を語る

 オープニングセレモニーで森口さんとともに登壇したアムロ・レイ役の古谷さん。『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』の劇場公開からおよそ40年の時を経て『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』で再びアムロ役を演じる古谷さんは「40年ぶりに15歳のアムロを演じるのは、正直不安もありましたが、非常にうれしかったです。安彦監督が描くキャラクターは常に表情豊かに演技してくれるので、ためらいがなくお芝居ができました」と胸の内を明かす。

 また『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の見どころを聞かれた古谷さんは、「モビルスーツの格闘戦がカッコよくて、美しいです。存在感もとてもリアルなんですよね。」と説明しつつ、また「安彦監督ならではの時代劇のような戦闘シーンも見応え満点なんですよね」とコメントした。

40年ぶりに15歳のアムロを演じる古谷徹さん

 最後のあいさつでは、森口さんが「17歳の頃からガンダムの歌を歌ってきた身として非常に幸せな空間でした、感無量です」と語り、古谷さんは「『ククルス・ドアンの島』はモビルスーツがカッコいいのは勿論のこと、暖かい人の心、立場を超えて人は分かり合えるという思いがこもった映画になっていると思います。はっきり言って、泣けます。ぜひ、劇場にお越しください」とアピールし、オープニングセレモニーは終了した。

古谷徹さんと森口博子さん

 
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