「ProLite XUB2796QSU」
新年度となり、新たな生活が始まった人も多いだろう。テレワークも出社もあるという働き方の場合、パソコンの選択肢はノートパソコンになるだろうが、作業する際にどうしても画面サイズが小さいので、効率を上げるには大きなディスプレーを導入することをオススメしたい。
今回紹介するマウスコンピューターの「ProLite XUB2796QSU」は、WQHD（2560×1440ドット）の27型ディスプレーで、サイズ的にも作業を効率化しつつ、パソコンデスクの幅も取り過ぎない、新たに仕事用として導入するディスプレーにピッタリな1台となっている。
| 試用機の主なスペック | |
|---|---|
| モデル名 | ProLite XUB2796QSU |
| パネル種類 | IPS方式、ノングレア |
| サイズ | 27型（16:9） |
| 最大表示色 | 約1677万色 |
| 解像度 | 2560×1440ドット（WQHD） |
| 視野角 | 左右各89度、上下各89度 |
| 応答速度 | 1ms（MPRT） |
| 輝度 | 250cd/㎡（標準） |
| コントラスト比 | 1000：1、80000000：1(Adv. Contrast機能時） |
| インターフェース | HDMI、DisplayPort、USB 2.0、USBアップコネクター（PC接続用）、ヘッドフォン出力 |
| サイズ | およそ幅611.5×奥行256.0×高さ414.5～544.5mm |
| 価格 | 3万9900円 |
超狭額ベゼルでスタイリッシュなデザイン
上左右に超狭額ベゼルを採用
ProLite XUB2796QSUを組み立ててまず感じるのは、スタイリッシュさだ。上左右の超狭額ベゼルにより没入感はかなり高く、デザイン的にもカッコいい。加えて、横から見た際の幅も、およそ54mm（従来モデル）から39mm（ProLite XUB2796QSU）と、従来モデルからかなり薄くなっている。
左が従来モデルの「ProLite XUB2792HSU」で、右が試用した「ProLite XUB2796QSU」。背面の段差がなくなり、スッキリとしたデザインになっている
スタンドもY字型で設置面積が少ないため、デスクを広く使用できるのもポイント。さらに、VESA規格に対応したモニターアームを別途用意すれば取り付けが可能なため、より設置面積を抑えたいという場合は、モニターアームを採用するのもありだろう。
設置面積が少ないY字型スタンドを採用
広視野角のIPSパネルを採用
チルトやピボット機能も搭載
ProLite XUB2796QSUは、IPSパネルを採用しており、左右各89度、上下各89度と広視野角なのも特長。会社に設置する際、複数人で画面を確認するときに視野角が広いのは便利だ。また、自宅でデュアルディスプレーのうちの1枚として使用する場合にも、斜めから観ても視認性が高いのはうれしいポイントだ。
角度や高さ調整は、最大130mmの高さ調節と、最大27度のチルト調節が可能。加えて、90度回転するピボット機能も搭載しているので、縦画面にしてサイネージとして使用したり、縦に長い文章を確認したりする用にも使える。
最大130mmの高さ調節が可能
最大27度のチルト調節が可能
90度回転するピボット機能も搭載
インターフェースは、HDMIとDisplayPortを1基ずつ搭載しているほか、USB 2.0、USBアップコネクター（PC接続用）、ヘッドフォン出力を備えている。なお、HDMIとDisplayPortのケーブルは各1本ずつ同梱されているため、別途用意しなくてもいい。
HDMI、DisplayPort、USB 2.0、USBアップコネクター（PC接続用）、ヘッドフォン出力を配置
そのほか、2W×2のスピーカーを内蔵している。テレワーク中に作業用BGMを流したり、休憩中に動画視聴をしたりする際に、別途ヘッドセットやスピーカーを用意しなくていいのは地味にうれしい。
設置面積をあまり使わずに作業効率を上げたいなら、ProLite XUB2796QSUは要注目
ProLite XUB2796QSUは、狭額ベゼルを採用したスタイリッシュな筐体に設置面積が少ないスタンド、使いやすい調整・ピボット機能など、狭いパソコンデスクでも設置しやすいため、デスクトップパソコンを使っている人はもちろん、自宅でノートパソコンの画面を拡張して使いたい人にもオススメできる。
新生活において27型の大きな画面で快適に作業したい、そろそろ仕事用ディスプレーを買い替えたいという人は、ProLite XUB2796QSUを検討してみてはいかがだろうか。
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