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Apple Musicの新人プロジェクト「Up Next Japan」、2022年第1弾は「SugLawd Familiar」

2022年04月15日 10時00分更新

 Apple Musicは4月15日、将来有望なアーティストを紹介する企画「Up Next Japan」の2022年第1弾として沖縄出身ヒップホップクルー「SugLawd Familiar」を選んだと発表した。

 SugLawd Familiarは、沖縄出身のOHZKEY、Oichi、Vanity.K、XF MENEWの4人のラッパーにDJのcaster mildを加えた5人組ヒップホップクルー。メンバー全員は若干20歳で、高校在学中に結成。グループ名はバルセロナの世界遺産として知られ、着工から100年を経てもなお未完成の建築物に由来。

 これまで、1990年代後半から2000年代前半生まれの世代「Generation Z」が聴いている楽曲を紹介する人気プレイリスト「#ヤンスタ」で紹介されるなど、Apple Musicのスタッフに注目されてきた過去を経て、今回「Up Next Japan」に選ばれた。4月8日に配信開始したニューシングル「Reflection (feat. Vanity.K, Oichi, XF MENEW & OHZKEY)」が、プレイリスト「Up Next」で紹介されている。

 同じく本日公開となったラジオ番組「Tokyo Highway Radio」のエピソード54に、SugLawd FamiliarからOHZKEY、Vanity.K、XF MENEWのMCの3名がゲスト出演。DJのみのによるインタビューに応え、ニューシングル「Reflection (feat. Vanity.K, Oichi, XF MENEW & OHZKEY)」について語った。また、米軍基地から影響を受けている沖縄のヒップホップシーンや、沖縄の土地柄から生まれる音楽性を大切にしながら、「音楽だけでなく、服作ってる人やカメラ撮ってる人、沖縄のストリートカルチャーに関わってる人たちを全員ぶち上げたい」と、地元を拠点に活動を続けていく意思について、等身大の気持ちを語った。
 

 「Up Next」は、あらゆるジャンルの音楽に目を光らせるApple Musicのエディターが、世界中から新進気鋭、ブレイク前のフレッシュなアーティストたちの素晴らしい才能にスポットライトを当てる企画で、これまでにビリー・アイリッシュ、ジュース・ワールド、カリード、H.E.R.などのアーティストが選ばれた後、大きなブレイクを果たした。2021年3月には、その日本版となる「Up Next Japan」がスタートし、第一弾に群馬県桐生市を拠点に活動する2人組ユニット、どんぐりずが選ばれた。

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