ヤマハは4月11日、薄く・軽い性質を持つ平面スピーカー「flatone(フラットーン)」を採用した埋込型の平面スピーカーシステム「YFS」を6月下旬に発売すると発表した。
YFSは、一般的なスピーカーとは大きく異なる2種類の指向性を、それぞれに備えた平面スピーカーの2モデルと、用途や流したい音声によって使い分ける2モデルの専用アンプリファイアーで構成する、埋込型平面スピーカーシステムとなる。
アンプリファイアーの「WS-FA-COM」は、アナウンス音やBGMなどを再生する一般的な用途に適しており、AUDIO IN端子で音源を入力。また「WS-FA-SPS」には、情報マスキング音と環境音を内蔵し、平面スピーカーからサウンドマスキングを再生することで、音を届けるだけでなくプライバシーが求められる場所に最適だという。
なお、スピーカー部分に採用したflatoneは薄くて軽い性質を持っているので、オフィス内の壁やパーテーションなど、さまざまな場所へ設置できるという。
YFSは、オフィス家具などの他製品やサービスとの組み合わせを想定しており、今後は、他企業との協業を通じて、他の製品やサービスに「音の」付加価値をあたえることで新しいソリューションを提案するとしている。
価格は4モデルともオープンプライス。主なスペックはこちらから確認できる。
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