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食品ロスのサブスク、何が届くかわからない『ロスゼロ不定期便』毎月5トンの食品ロスを削減

2022年05月02日 08時30分更新

 株式会社ロスゼロは、食品ロス発生のタイミングで利用者にスイーツや食品を届けるサブスク「ロスゼロ不定期便」を運営している。

 現在、さまざまな場面で発生している日本の食品ロスは年間約600万トン。その内約140万トンは生産者・食品製造・加工メーカーから発生しており、その中には食しても問題ない規格外・販売予測のズレ・商習慣により販売が難しくなった「ロス予備軍」が存在する。

 「ロスゼロ不定期便」は、不定期、不定量に発生する食品ロスを、中身の見えない福袋感覚で消費者に届けるサービス。配送は2か月に一度で、5000円の価格で定価10000円に相当する詰め合わせとなっている。食べるだけで食品ロスの削減になるだけではなく、廃棄するためのコスト削減、焼却によって発生するCO2の削減にまでつながる。

 配送内容は、株式会社ロスゼロが運営している通販サイトで取り扱っているスイーツや食品が主。また、食品だけではなく食品ロスや環境問題、SDGs等に関する情報を利用者に発信することで、食品業界の実情を知ってもらおうと努めている。

 利用者は開始4か月で2000人を超えており、出荷量は毎月5トンに及ぶ(4月時点)。一年以内に、サブスクによる削減量は毎月15トンになるとみている。

■関連サイト

  • ロスゼロ定期便
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