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AR技術で住まいの専門家と顧客が物件の間取り図から完成した姿までを視覚的に共有、「Houzz Pro」に新ツール「3Dフロアプランナー」「ムードボード」が追加

2022年03月30日 15時10分更新

 Houzz Japanは3月29日、マーケティングと業務効率化の統合型ソフトウェア「Houzz Pro」内のツールとして「3Dフロアプランナー」および「ムードボード」を公開した。この新機能を利用することで、専門家は顧客に対して迅速かつ簡単に物件のイメージを視覚的に共有することが可能となる。

 3Dフロアプランナーでは、三次元の正確なインテリアモデルを作成し、ウォークスルーあるいは3Dビューとして提示することで顧客に完成したリアルなイメージを提供することが可能となる。また、正確な壁の寸法や天井高を入力したり、窓やドア、家具を追加し、リサイズ、さらには本棚や壁面収納ユニットなどの造作家具を追加し、床の仕上げを各種タイル、フローリング、カーペットから選ぶことも可能。完成した平面図はオンライン上で顧客と共有、PDFとして保存や印刷することも可能。

 ムードボードは、商品・色・インスピレーションのもととなる写真を通して、プロジェクトにおけるデザインの方向性を示すツール。商品画像はパソコンからアップロードするほかHouzz Proの商品ライブラリーから選択して追加することが可能。3Dフロアプランナーで作成した間取り図をムードボードに追加すれば3Dフロアプランナー内での編集に合わせてムードボードが自動で更新される。

 また、Houzz ProモバイルアプリにAR技術を使った寸法測定ツールが追加。スマホで実際の床やドアの位置をスキャンするだけで部屋の寸法を測定でき、自動的に2Dと3Dの間取り図に変換できる。

 3Dフロアプランナーと新しくなったムードボードは全てのHouzz Proプランで利用できる。

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