ELYZAは3月28日、キーワードからおよそ6秒で日本語の文章を生成できる大規模言語AIの開発に成功したと発表。同モデルを用いた文章執筆AI「ELYZA Pencil(イライザ ペンシル)」をデモサイトとして一般公開した。
ELYZAは東京大学松尾研発のAIスタートアップ。2021年8月に公開して大きな反響があった大規模言語AI「ELYZA DIGEST」の第2弾となる。キーワードを入力するだけでAIが日本語のタイトル・文章を自動生成し、一般公開デモではニュース記事やビジネス用のメール、職務経歴書を生成可能。
同社の社内検証では東大生に比べ執筆時間は56分の1。流暢性は同水準という結果となったという。同社では、「書く」「まとめる」「読む」「答える」などの多様なホワイトカラー業務を大規模言語AIでサポートすることで、全国民のホワイトカラー業務10%以上をAIへ代替できる可能性があるのではないかと想定しているという。
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