ASCII Power Review ― 第165回
GIGABYTE「AERO 16」実機レビュー = Core i9-12900HKの爆速とOLEDで最強ノートだっ!-倶楽部情報局
アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。
本日は、ASCII倶楽部の人気記事「GIGABYTE「AERO 16」実機レビュー = Core i9-12900HKの爆速とOLEDで最強ノートだっ!」を紹介します。
GIGABYTEのクリエイター向け16型ノートPC「AERO 16」は、インテルの第12世代(Alder Lake)のHプロセッサー、GeForce RTX 3000番台のディスクリートGPU、4K有機ELディスプレーを組み合わせたフラッグシップノートPCである
4K有機ELディスプレーはDCI-P3カバー率100%で、かつ工場出荷前に1台ずつカラーキャリブレーションが実施されており、プロフェッショナルクリエイターの要求に応えるディスプレー品質を実現している。
最上位は問答無用のCore i9-12900HK+RTX 3080Ti
Thunderbolt 4×2にUSB Type-C×1という構成は好みが分かれる
AERO 16には下記の5モデルがラインナップされている。
・AERO 16 KE4-72JP914HP(市場想定価格28万6000円)
Win11Pro / Core i7-12700H / RTX3060 / RAM16GB(DDR4-3200) / SSD1TB
・AERO 16 XE4-73JP914HH(市場想定価格38万5000円)
Win11Home/Core i7-12700H / RTX3070Ti / RAM16GB(DDR4-3200) / SSD1TB
・AERO 16 XE4-73JP918HP(市場想定価格39万8000円)
Win11Pro /Core i7-12700H / RTX3070Ti / RAM16GB(DDR4-3200) / SSD1TB×2
・AERO 16 XE5-73JP938HP(市場想定価格41万2500円)
Win11Pro / Core i7-12700H / RTX3070Ti / RAM16GB(DDR5-4800) / SSD1TB×2
・AERO 16 YE5-94JP948HP(市場想定価格60万5000円)
Win11Pro / Core i9-12900HK / RTX 3080Ti / RAM32GB(DDR5-4800) / SSD1TB×2
OSはWindows 11 Home/Pro、CPUは第12世代(Alder Lake)の「Core i7-12700H」(Pコア×6+Eコア×8、20スレッド、最大4.70GHz)/「Core i9-12900HK」(Pコア×6+Eコア×8、20スレッド、最大5.00GHz)、ディスクリートGPUは「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」/「GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」/「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」、メモリーは16GB/32GB(DDR4-3200/DDR5-4800)、SSDは1TB/1TB×2(PCIe Gen4 x4接続)というバリエーションが用意されている。
これ以外のスペックは共通。ディスプレーは16型サムスン製4K有機EL(3840×2400ドット、16:10、光沢、最大輝度500cd/m²、コントラスト比1,000,000:1、DCI-P3カバー率100%、HDR500 TRUE BLACK対応、リフレッシュレート60Hz、応答速度0.2ms、Pantone認証)。ディスプレー上部にはウェブカメラ(HD)、Windows Hello対応顔認証カメラ、デュアルマイク、照度センサーを内蔵している。
インターフェースは、Thunderbolt 4×2(内1基がUSB Power Delivery対応)、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、3.5mmヘッドセット端子×1を装備。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.2をサポートする。
なおインターフェースの種類は少ないが、外付けハブ「AERO Hub USB-C 4 in 1」が同梱されている。このハブを接続すれば有線LAN(RJ45)、USB 3.1 Gen1 Type-A、Mini DisplayPort(4k@60Hz)、HDMI(4K@60Hz)端子を増設できる。GIGABYTEによれば、インターフェースの数を減らしたのは、側面排気口のスペースを増やし、冷却効率を上げるためとのことだ。
本体サイズは356×248.5×22.4mm、重量は2.30kg。バッテリーは99Whのリチウムポリマーを内蔵している。バッテリー駆動時間、充電時間は非公表だ。
AERO 16のインターフェースはThunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、3.5mmヘッドセット端子×1とクリエイター向けとしはかなり割り切った仕様だ。外付けハブで従来のインターフェースが使えるとは言え、本体の端子でUSB Power Deliveryに対応するのが右側面奥の端子ひとつというのも制限となる。処理性能にかかわるスペックは申しぶんないが、インターフェース周りの使い勝手は好みが分かれるというのが率直な感想だ。
AdobeRGBカバー率は97.9%
DCI-P3カバー率は100.0%と広色域を実測
AERO 16は90キー日本語キーボードを搭載している。キーピッチは実測18.2mm前後、キーストロークは実測1.6mm前後。キーボード面を見るともう少しキーピッチを広げる余裕がありそうだが、冷却機構やスピーカーなどの配置の都合でこれ以上キーピッチを広げられないのかもしれない。「,」「.」「/」「\」キーの幅が狭められている点も気になるが、配置自体にクセはない。慣れればフルスピード近くで文字入力できると思う。
タッチパッドは押圧力が強めに感じられるが、ストロークは比較的浅めで、クリック時に指がずれることはない。面積は実測121×76mmと広めだ。ゲームをプレイしたり、写真をレタッチするような作業以外ではマウスは不要だ。
ウェブカメラはHD解像度ということで、解像感はじゃっかん物足りない。とは言え室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できた。ビデオ会議用途なら十分な画質だ。
さて、特筆すべきなのはディスプレーの画質の高さだ。カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で実測したところ、sRGBカバー率は100.0%、sRGB比は154.1%、AdobeRGBカバー率は97.9%、AdobeRGB比は114.3%、DCI-P3カバー率は100.0%、DCI-P3比は113.6%という値が出た。写真の現像、動画のカラーグレーディングのようなクリエイティブワークをプロクオリティーでこなせるだけのディスプレー品質を備えている。
Core i9-12900HK+RTX 3080Tiで超爆速を実現
なのにバッテリー長持ちの理由は?
続きは「GIGABYTE「AERO 16」実機レビュー = Core i9-12900HKの爆速とOLEDで最強ノートだっ!」でお楽しみください。
なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定です。
ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が更新されております! さらに、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。
会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)
■利用料金
月額 税込1080円
※毎月1日~末日までの利用料金として
■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。
■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。
■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explorer 11※Edgeは除く , Google Chrome最新版 , Firefox最新版
(Mac)Safari最新版
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome
URL ASCII倶楽部
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります