週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

レイ・フロンティア、ライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」向けに防災機能をリリース

2022年03月11日 10時00分更新

SilentLogでの防災情報表示イメージ

 レイ・フロンティアは3月11日、ライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」向けに防災機能をリリースした。

 「災害に備えて、水や食料などと同様に、日々の行動データを備蓄しましょう」をコンセプトとした防災機能で、SilentLogの標準機能として無料で提供する。総務省および一般財団法人マルチメディア振興センターの「Lアラート」 から防災情報を受信し、SilentLogユーザーなどに向けて発信する機能。

 ユーザー向け機能では、SilentLogアプリにプッシュ配信を行なう。平時からアプリに保存された日々の行動情報を分析し、アプリユーザーごとの「よく行く地域」を集計。有事の際にはユーザーごとによく行く地域の防災情報を配信する。あらかじめ防災情報の受信地域の設定が必要がなく、地域の防災情報を即座に自動配信するほか、防災情報が発令された後の行動情報も集計して効果測定を行ない、防災情報の配信方法を改善するという。

SilentLogユーザー向け

配信する防災情報について

 なお、実際にLアラートからの防災情報を配信するのは4月1日からの予定。3月22日~25日にかけてテスト配信を実施することを考え、先行してリリースする。

 また、自治体などの防災情報発信者に向け、SilentLog以外のアプリユーザーに対しても防災情報受信後のユーザー行動を集計する。SiletLog SDKを使用した同社の環境でアプリを構築すると、防災情報受信後のユーザー行動を集計し、集計結果により防災情報発信の効果測定が可能となる。防災系に限らず、健康系などのアプリでも構築可能。

自治体などの防災情報発信者向け

 さらに、新規に防災アプリを構築したい企業に向け、今回SilentLog用に構築した環境を利用することにより、防災アプリを構築できる。Lアラートへの利用申請と審査が必要となるが、同社ではそれら含めた環境構築を受託が可能という。

新規に防災アプリを構築したい企業向け

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります