日立ソリューションズ・クリエイトと日立ソリューションズは3月11日より、クラウド上にMicrosoft Teamsと自動連携した仮想オフィス空間を創る「仮想オフィスサービス」を販売開始する。
新型コロナウイルスの感染が長期化する中、テレワークへと舵を切った日立ソリューションズ・クリエイトでは、社内コミュニケーションツールとして定着していたMicrosoft Teamsを生かした仮想オフィスのプロトタイプ版を自社開発し、2021年5月から7月のおよそ2ヵ月間、社内で検証していた。
その結果、離れた場所で働いていても、従業員のおよそ80%から孤独や寂しさの軽減につながったというアンケート回答を得ることができたという。
本サービスは、プロトタイプ版をもとにさらなる機能改善を図り、提供されるもので、従業員がブラウザーを起動すると、Microsoft Teamsと自動連携した仮想オフィスに出社する仕組みとなっている。
すでに出社しているチームメンバーの顔が表示されるため、従業員はリアルな感覚を持ちながら、チャットで挨拶し、業務を開始。別フロアへ移動すると、他のチームメンバーの勤務状況を確認したり、雑談ルームで交流することも可能だという。
なお、部署やプロジェクトなど、「チーム」は自由に作成でき、所属するメンバーについて、仮想オフィス内や実際の勤務場所、業務の状態をいつでも知ることができるため、チームで業務を進める上での心理的安全性確保に貢献できるとしている。
サービスの提供開始日は4月4日を予定。価格は以下を参照。
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