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「JAPAN INNOVATION DAY 2022」実施セッションまとめ【後編】

ロボットだけの無人データセンタ、メタバースの可能性、デジ庁次世代契約・決済など、少し先の未来が知れる5セッション【3/18LIVE配信】

2022年03月14日 08時00分更新

 「JAPAN INNOVATION DAY 2022 by ASCII STARTUP」より、3/18(金)に行われるセッション情報をピックアップ。スタートアップのピッチやオープンイノベーション、ロボット、メタバース、知財戦略など、各業界の識者が多数登壇する。

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セッションA-1 10:00~11:50
JID Product Pitch 2022 by ASCII STARTUP

 JAPAN INNOVATION DAY 2022では、メインテーマに分散、非集中といった意味を持つ「decentralization」を掲げている。国内各地のスタートアップエコシステムの醸成・発展、コロナ禍による非中央集権的なビジネスの動き、そして自らが暮らす地域や社会を見直しよりよくしていきたいといった流れがなどが背景にある。

 今回はそんな世界を築いていく、3年後に活躍が期待できるプロダクトを展開するスタートアップ企業が、自社サービスのプレゼンにより、変わっていく社会観をアピールをする。

【登壇者】緒方仁是氏(モーションリブ株式会社)、甲田恵子氏(株式会社AsMama)、野間恒毅氏(エバーブルーテクノロジーズ株式会社)、吉本正氏(株式会社Catalu JAPAN)
【審査員】中村雅春氏(TIS株式会社)、八塩初奈氏(NTTコミュニケーションズ)、残間光太郎氏(株式会社InnoProviZation)、遠藤諭(株式会社角川アスキー総合研究所)

セッションA-2 12:00~12:45
デジタル庁が推進するオープンイノベーションによる次世代の契約・決済への挑戦

 Society5.0の社会実現のための次世代契約・決済アーキテクチャ(契約決済の次世代取引基盤)――国内のDXを急速に推進するために2021年9月1日に設置されたデジタル庁と、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が進めているプロジェクトだ。業種を超えてシステム間が連携し、企業間取引をデータ化、商取引がリアルタイムに把握可能な世界を目指す。そのような世界実現のため、何が行なわれているのか、またその課題とは? 実現に向けては大小の企業だけでなく、共創によるオープンイノベーションが必要になるだけに、本セッションを通して、多くのプレーヤーに届けたい。

【登壇者】残間光太郎氏(株式会社InnoProviZation)、大久保光伸氏(デジタル庁 兼 独立行政法人情報処理推進機構)

セッションA-3 13:00~13:45
ロボット活用による完全無人化次世代データセンタの創出に向けた共創の取り組みについて

 ロボットを活用した、完全無人化次世代データセンタの創出を目指した共創パートナーとの取り組みについてご紹介いたします。本取り組みは、NTTコミュニケーションズが2019年より実施しているオープンイノベーションプログラム「ExTorch Open Innovation Program」において、共創パートナーの方々と2021年5月から実施しているものになります。

【登壇者】今枝佑介氏(NTTリミテッド・ジャパン株式会社)

セッションA-4 14:00~14:45
仮想空間のビジネス活用――メタバース、デジタルツインの可能性とは?」

 仮想空間でコミュニケーションができる「メタバース」、現実を仮想空間に再現し、シミュレーションや実証実験を可能とする「デジタルツイン」。本セッションでは、バーチャルオフィス、空間を提供するoViceのジョン代表、デジタルツインのプラットフォーム開発を進めるSymmetry Dimensionsの沼倉代表を招き、デジタル業界に造詣の深いジャーナリスト西田宗千佳氏をモデレーターに、仮想空間における今後のビジネスの活用の可能性を探っていく。

【登壇者】ジョン・セーヒョン氏(oVice株式会社)、沼倉正吾氏(シンメトリーディメンションズインク)、西田宗千佳氏(ジャーナリスト)

セッションA-5 15:00~17:00
IPナレッジカンファレンス for Startup 2022

 エクサウィザーズやピクシーダストテクノロジーズなどのグランプリを輩出したスタートアップと知財のアワードである「第3回IP BASE AWARD」授賞式を行い、各部門受賞者の取組を共有する。

 後半には、受賞者・選考委員を交えた最前線のスタートアップにとって必要な知財や、それを取り巻く専門家・エコシステム側の支援の在り方をめぐるパネルディスカッションを実施。

【IP BASE AWARDとは】

 スタートアップにおける知財コミュニティの活動を促進させるとともに、知財に意欲的に取り組む人材・組織の輩出を促進することにより、スタートアップエコシステムを支える知的人材・組織の強化と、世界で戦える知財戦略をもつスタートアップの育成を目的としています。

 スタートアップ及びスタートアップに関わる関係者の知財に関する取り組みについて、先進性、斬新性等の観点から高く評価された個人・組織を表彰するもので、経済産業省 特許庁「知財功労賞」の登竜門的な位置づけとしており、2021年度に第3回目を実施します。

○スタートアップ部門
戦略的な知財権の取得、活用などを積極的に実施している、未上場かつ設立10年以内のスタートアップ

○知財専門家部門
スタートアップ支援に意欲的に取り組み、その支援によりスタートアップの知財戦略構築に貢献している弁理士・弁護士、企業の知財部員

○エコシステム部門
スタートアップに対し知財を積極的に活用した評価や支援、啓蒙活動を行うなど、スタートアップエコシステムの活性化に貢献している投資家、アクセラレーターなどの個人、組織。エコシステムに資するもの、間接的な制度作りや事業スキームの組み立て実績があれば、知財専門家やスタートアップも対象に含む。

【登壇者】鮫島正洋氏(弁護士法人内田・鮫島法律事務所)、加藤由紀子氏(SBIインベストメント)、藤木実氏(株式会社IP Bridge)、丹羽匡孝氏(シグマ国際特許事務所)、池岡亮氏(株式会社BDスプリントパートナーズ)

※各プログラムの内容は予定です。都合により変更となる場合がございます。

『JAPAN INNOVATION DAY 2022 by ASCII STARTUP』
【会場ブース展示交流会】
2022年3月18日(金)開場 10:00 閉場18:00(予定)
■会場
赤坂インターシティコンファレンス
107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4F(the AIR)
【オンラインセッション配信】
2022年3月11日(金)〜3月17日(木)(土日を除く各日 18:00から1~2セッションを配信)
2022年3月18日(金)(10:00〜17:00を予定、複数セッションをLIVE配信)
■主催:ASCII STARTUP
■協賛:NTTコミュニケーションズ、TIS、D2Garage、玉川大学先進教育デザイン研究室
■協力:京都リサーチパーク、大阪イノベーションハブ、Fukuoka Growth Next、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)、イベントレジスト、formrun、Peatix Japan
■同時開催:IPナレッジカンファレンス for Startup(特許庁)
■出展:NTTコミュニケーションズ、TIS、D2Garage、玉川大学先進教育デザイン研究室、TradFit、ABABA、Acculus、AFUR、AnchorZ、ARDe、AsMama、Catalu JAPAN、cotobox、Engineerforce、Hexabase、Hogetic Lab、Insight Tech、KINCHAKU、Medifellow、pickupon、PLEN Robotics、SandBox、Spacial、yuni、ZAICO、アドリブ、エイシング、エクストリームーD、エバーブルーテクノロジーズ、エフィシエント、ケップル、クォンタムオペレーション、コグニティ、テトラ・アビエーション、シェアウィズ、シーエス・ワークス、シナスタジア、バカン、パルケ、ヒュービシステム研究所、ミツカリ、モーションリブ、モノコトデザイン、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)
※日程・内容は予定です。都合により変更となる場合があります。

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