ブロックチェーンに熱い視線が!
いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!
国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年2月16日から22日までのツイートデータから、「PC・スマホ・ネット」に関連する注目ワードを大公開!
せきゅラボ注目の「PC・スマホ・ネット」関連ワード 2/16~22 | ||
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ワード | tweet数 | |
1 | NFT | 7万6145 |
2 | SDGs | 5万1632 |
3 | Discord | 3万9692 |
4 | 確定申告 | 3万7028 |
5 | ウーバー | 3万4874 |
6 | Steam | 3万1586 |
7 | VRChat | 2万2534 |
8 | ビットコイン | 2万2490 |
9 | メタバース | 1万5762 |
10 | テレワーク | 1万5102 |
1位は「NFT」。ゲーム内で仮想通貨の売買ができるブロックチェーンゲームに関するツイートなどが拡散されており、tweet数が増加しています。
2位は「SDGs」。(SDGsを)恣意的な利用をする人ばかりで不快と述べたツイートなどが拡散されています。
3位は「Discord」。「Amazonほしい物リスト」を公開しているアカウントの「Amazonに登録している電話番号」を取得できる手法がDiscordで拡散されていることへの注意喚起ツイートが拡散されているようです(現在はAmazonが対応済)。そのほか、Discord利用時に設定で音声通話のビットレートを上げて音質が良くなるというツイートの拡散も目立っています。
4位の「確定申告」は、シーズンを迎えたことで大変さを嘆くツイートなどの関連投稿が増えています。また、「確定申告 ない国」で検索したら東欧のエストニアがヒットしたというツイートや、社会保険料は「給与税」と呼ぶべきというツイートも拡散。リプライも多く、議論となっているようです。
あまりにつらすぎて「確定申告 ない国」で検索してしまった。エストニアだそうです。
— トミヤマユキコ (@tomicatomica) February 21, 2022
5位の「ウーバー」は、Uber Eats配達員と思われる方が依頼者からかけられたお礼の言葉と、子どもから飲み物と菓子をもらったという体験を綴ったツイートが拡散、大きな話題となっています。
ウーバーの届け先が玄関での受け渡しだったので行ったら、車椅子の方が出てこられて
— 明るい無職(農業研修中) (@the_musyoku) February 16, 2022
病気で歩けなくなって凄く助かる。配達員さんは寒い中本当にありがとう。
とお礼を言われて奥からお子さんが飲み物とチョコ菓子を持ってきてくれて手渡されてこの世の悪よ滅びろ善意よ世界に満ちろモードになってる
6位は「Steam」。同時接続数26万人突破で話題となったSteam版『遊戯王マスターデュエル』のレビュー欄に、点字でのレビューと思わしき投稿を見つけたものの、じつはアスキーアートだったというツイートが拡散されています。
7位には「VRChat」。『ノーゲーム・ノーライフ』などの作者・榎宮祐氏がVRChatを体験した感想ツイートが人気を呼んでいます。
8位は「ビットコイン」。現金配布系のツイートや、ウクライナ情勢の影響などもあってか下落トレンドから抜け出せていない状況を嘆くツイートが投稿されています。
9位は「メタバース」。Yahoo!ニュースに掲載された、アイドルグループ「すとぷり」のリーダー・ななもり。さんのインタビュー記事のタイトルに“メタバース”が含まれていた結果、記事の拡散に伴いTweet数が増加。また、日本テレビ系列の特番『ニッポンのレジェンド発掘SPさいしょの人はスゴかった‼』の公式アカウントが、香取慎吾さんと渡辺直美さんのメタバース体験画像を投稿、拡散が続いています。
10位は「テレワーク」。ヨドバシカメラ 梅田店によるプレゼントキャンペーンや、拡散された大阪市のコロナ対策に対する批判ツイートに“テレワーク”の文字がが含まれていたため、tweet数も増加した模様です。
確定申告は恐怖だけど……もっと怖いSMSがある!?
4位に「確定申告」がランクインしました。毎年訪れる苦行といったところですが、下手にしくじってしまうと余計面倒なことになるので手を抜けません。税金関連のあれやこれやはどれも憂鬱ですが、セキュリティ的に注意したいのが納税催告です。
東京都では2019年からSMSを使った納税催告を始めました。スマホに直接届く特徴を活かし、見逃しにくい連絡手段として採用されたようですが、発表直後から危険性が指摘されています。つまり、主税局からの文章を流用することで、悪意ある人たちによるフィッシング詐欺(偽Webサイト詐欺)が可能になってしまうからです。
SMSを利用したフィッシング詐欺は「スミッシング詐欺」と呼ばれることもあります。突然お役所から「まだアナタは税を納めていません!」なんてメッセージが届いたら、誰でも驚いてしまうでしょう。
そこでワンポイントアドバイスを。「主税局は納税勧告としてURL付きのメッセージを流すことはない」ということを覚えておいてください。また、自分で主税局を検索し、問い合わせてみることが最大の対策になります。
たまに役立つセキュリティ豆知識
Q:「スミッシング詐欺」ってなに?
A:「SMS(ショートメッセージサービス)」と「Phishing(フィッシング)」を混ぜ合わせた造語「Smishing」、つまりSMSを使ったフィッシング詐欺を指す。。
まず前提として、SMSは電話番号さえわかれば誰でも対象にメッセージ送信できるため、何らかの理由で流出した電話番号を利用し、無作為かつ大量に詐欺メッセージを送信することが容易だ。
手口としてはメールやSNS経由と大差ないが、SMSはフィルタリングが効きにくいことからユーザーがメッセージを読んで信じ込んでしまう可能性が高い。また、スミッシングの対象は結果的にスマホになるため、悪意あるアプリをインストールさせてからの乗っ取りや金銭被害といった、単なるフィッシング詐欺とは異なる展開をみせることもある。
※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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