OPPOは24日(現地時間)、次期フラグシップ「OPPO Find X5 Pro」を海外で発表した。価格は1299ユーロ(約16万8000円)で3月14日発売。
国内でもauやSIMフリーでリリースされてきたOPPOのフラグシップ機の新モデルが登場した。カメラは、前年モデルの「OPPO Find X3 Pro」と同じく、1/1.56型で5000万画素のソニー「IMX766」を2個搭載。標準の広角カメラでも超広角カメラでも高精細な写真が撮れる。特に広角カメラは、F値1.7の明るいレンズに加え、5軸のOISシステムも装備する。
また、画像処理には6nmプロセスで製造した独自の「MariSilicon X」と名付けられたチップを用いることで、AIによる高度なノイズリダクションアルゴリズムも利用できるとする。このMariSilicon Xはインカメラでも同様に活用されており、セルフィーの見栄えを向上。また、複数人で写すセルフィー時は自動的に画角が80度から90度に切り替わる。
デザイン面のイメージは前モデルに比較的近く、滑らかでシームレスな外観が特徴的。IP68の防水・防塵に対応するのみならず、背面に採用されているセラミックパネルは、従来のガラスパネルと比べて、2倍の強度とともに、放熱効果も2倍あるという。
ディスプレーはWQHD+解像度を持つ6.7型AMOLEDで、10ビット表示と120Hzのリフレッシュレートに対応。また、眼精疲労を軽減するため、8192段階の画面調光機能を持ち、多様な照明下で適切な表示を実現している。
SoCは現行最上位のSnapdragon 8 Gen1を採用。一方で動作時間を確保するため、バッテリー容量を5000mAhまで拡大した。80WのSuperVOOCフラッシュチャージに対応し、12分で空の状態から50%まで充電が可能。
ホームUIにはAndroid 12をベースにしたColorOS 12.1を採用。データのセキュリティ向上とともにWindows PCとのマルチスクリーン機能が用意されている。
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