神奈川県立保健福祉大学とエーテンラボは2月24日、 研究名:「デジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」の行動変容へのインパクト評価に関する研究(みらい・みんチャレ スタディ)」を共同で開始すると発表した。
エーテンラボのみんチャレは、5人で励まし合いながら楽しく続ける習慣化アプリ。勉強・ダイエット・運動・糖尿病改善など同じ目標を持った匿名の5人でチームを作り、 チャットに報告して励まし合うことで楽しく習慣化に取り組むことができる。
研究では、公益財団法人藤沢市保健医療財団の協力のもと、 藤沢市保健医療センターの登録住民を対象として実施。「神奈川県みらい未病コホート研究」に協力している100名を対象として、事前にみんチャレ使用群と非使用群(観察群)の振り分けを行ない(準ランダム化)、心身の状態をベースライン調査で把握。 使用群にはみんチャレを6ヵ月間利用してもらい、6ヵ月後と1年後に調査を実施して非使用群に比べてどの程度継続したかを検証。加えて、臨床学的数値の改善、 健康行動に影響を与える要因や心身への影響に関する探索的な分析も行なう。 神奈川県みらい未病コホート研究というゲノムコホート研究に、みんチャレのインパクト評価という介入研究を組み合わせた国内でも珍しい先進的な研究アプローチという。
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