プレイドとIVRyは2月22日、両社がそれぞれ提供する「KARTE」と「IVRy(アイブリー)」のプロダクト連携を開始した。
KARTEは、ウェブサイトやアプリの利用者の行動をリアルタイムに解析してひとりひとり可視化し、顧客に合あわせたコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォーム。
IVRyは月額3000円から利用できる電話自動応答サービス。PCやスマホから即時登録・設定でき、最短5分で利用開始可能。自動応答の分岐を自由に設定、電話履歴の確認、録音再生確認、電話帳管理などの豊富な機能が利用でき、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約といったさまざまなシーンへの対応が可能。
KARTEとIVRyのプロダクト連携により、KARTEでリアルタイムに解析するウェブサイトやモバイルアプリを利用する顧客ひとりひとりの行動データと、IVRyで解析する電話対応ログをかけ合わせ、より深い顧客理解とシームレスなCRMを実現することができるとしている。
KARTEによって電話番号および顧客固有の認証コード(お客様番号)を任意のページにポップアップ表示させ、IVRyの電話自動応答においてその認証コードを顧客に入力してもらえば、その顧客の過去および現在の行動データにあわせた電話によるコミュニケーションを実現するとともに、そのコミュニケーション自体も行動データとして蓄積。IVRyでは自動応答・SMS返信・電話の転送などの対応ができるため、FAQページで自己解決できるような相談や問い合わせであればSMSでURLリンクを返信し、人による支援が必要な状況であればスムーズにカスタマーサポート窓口につなぐといったことも可能となる。
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