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防水&FeliCaにも対応した楽天独自のスリム5Gスマホ「Rakuten Hand 5G」をフォトレポ

2022年02月19日 12時00分更新

 横幅約63mmの小型筐体、そして安価な価格で人気の楽天モバイルのオリジナル端末「Rakuten Hand」。ほぼ同じサイズを採用しつつ5Gに対応、国内で販売されている5Gスマホとして、「最もスリム」とうたう「Rakuten Hand 5G」が発売された。詳しい製品レビューは後日あらためてお届けするとして、今回は製品の外観中心にレポートする。

楽天オリジナルのスリム端末が5Gに進化。今回はフォトレポで紹介

サイズ感は前モデルと基本的に同じで、防水に対応!
eSIM×2というこれまでにない仕様も

 Rakuten Hand 5Gのサイズ/重量は約63×138×9.5mm/約134gと、前述のとおりにRakuten Handとほぼ同じ。スリムな分、バッテリー容量は2630mAhと限定的なので、その点は受け入れる必要がある。横幅と重量ではiPhone 13 miniを下回っており、両端のエッジ部も含めて握りやすさは間違いない。サブ端末としても魅力的だろう。進化点では防水への対応(前モデルは防滴止まり)。代わりにイヤホン端子はなくなった。

紙製の薄型の梱包箱に収納。パッケージには製造者として、「Rakuten Mini」「Rakuten Hand」と同じく、Tinno Mobileの名前が

光沢感のあるクリムゾンレッドのカラバリ

iPhone 13 miniとの比較はこのとおり。iPhone 13 miniより、さらにスリムだ

右側面にボリュームキーと電源キーが。eSIMのみの対応でSIMスロットはない

イヤホン端子は用意されていない

 主なスペックは、5.1型有機EL(19:9、720×1520)、Snapdragon 480、4GBメモリー、128GBストレージ、6400万画素+200万画素(深度測位)カメラ(イン1600万画素)、2630mAhバッテリー、Android 11など。指紋センサーは画面内タイプで、顔認証にも対応。なお、SoCが400番台のスナドラということで、前モデルの「Snapdragon 720G」と比べて、性能面で大きく下回ると受け取る人もいるかもしれないが、Antutu 9のスコアは28万点台と近いレベルの性能を持っている。画面解像度がHD+ということもあり、実際に日常操作ではまず不満は生じないレベルだ。

指紋センサーは画面内タイプ

楽天端末らしく、楽天関連のアプリがずらり。多くはアンインストール可能

Antutu 9のスコアは28万点台。HD+解像度ということもあり、普段の操作はスムーズ

 ネットワーク面では、eSIM×2というこれまでにない構成だ。今回は1つに楽天モバイルのeSIM、もう1つにIIJmio「ギガプラン」のeSIMという組み合わせで試した。つまり後者はデータ通信のみだが、デュアルSIMでの利用はできた(他社VoLTEへの対応の有無は楽天モバイルのサイトにも記載はない)。なお、5Gは楽天モバイルのサブ6で用いる「n77」のみとなっている。

もう1つのeSIMにIIJmioのデータSIMを追加して、デュアルSIMでの動作を確認した

 カラバリはホワイト、ブラック、クリムゾンレッドの3色。なお、価格は3万9800円と前モデルより大幅に高くなっているが、ここはキャンペーンなどを用いてお手頃に入手したいところだろう。

カラバリは3色が用意されている

楽天モバイル「Rakuten Hand 5G」の主なスペック
ディスプレー 5.1型有機EL(19:9)
画面解像度 720×1520
サイズ 約63×138×9.5mm
重量 約134g
CPU Snapdragon 480(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ ――
OS Android 11
対応バンド 5G NR:n77
LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19
/26/28/38/40/41/42
W-CDMA:1/2/4/5/6/19
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 約6400万画素+約200万画素(深度測位)
イン:約800万画素
バッテリー容量 2630mAh
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ○/○(IP68)
生体認証 ○(画面内指紋、顔)
SIM eSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ ホワイト、ブラック、クリムゾンレッド
発売時期 発売中
 

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